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2021年の振り返り

駆け込みすぎますが、年を越す前に大きな挑戦の年だった2021年を振り返ろうかと。

滝野川に石蔵秘密基地を作りました

今年はどうやっても石蔵秘密基地の話ばかりになってしまいます(実際に鍵を受け取ったのは2020年の12月ですが💦)。場所を持ちたいと言い続けていたものの、ずっと一歩を踏み出せていませんでしたが、やっとこ、立ち上げることができた年でした。
2018年にグロービスを卒業し、ほぼ同時に退職して、実際に物件を借りるまでに3年ほどかかってしまいましたが、紆余曲折して、実際に起きている社会の課題を身をもって学び、気持ちに整理ができるまで、結果としては時間をかけてよかったと思ってます。

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クラウドファンディングに挑戦しました

こちらも、実は想定していなかったのですが、2021年2~3月にクラファンに初挑戦しました。

過去に周囲でやられている方が複数いらっしゃったのですが、自分が挑戦することになるとは思っておらず。でも、何かを知ってもらいたい、活動を(資金面という点以外でも)応援してもらいたい、というときにクラウドファンディングという仕組みは非常に大きな意味を持つ、ということを感じました。クラファンを通じて知り合った方も多く、その後の活動に繋がる出会いもありました。勇気を出して発信することは大事ですね。。
支援が集まらないとつらい、ということはよく聞きますし、簡単にイメージできますが、支援をいただいても辛い、プレッシャーに押しつぶされそうになる、ということを身をもって経験しました。1年近く経ち、今でも、クラファンで訴えた未来に向かって、ただただ前進するのみ、です。

クラファン期間中はDIY等でたくさんの方々に関わっていただけました。手をかけてくれた子たちは今でもこの痕跡を見て、楽しんでくれます。クラファンのDIYは終わってしまいましたが、この先もどうやって「関わり」を楽しんでもらおうか、と模索中です。

プロジェクト@石蔵(ダンボールプロジェクト)

石蔵立ち上げとは別に、複数のプロジェクトも。中でも一番、自分自身にとっても学びが大きかったのがダンボールプロジェクト。夏休み期間中、ずっと、石蔵の1Fを開放して、子どもたちが自発的に創作をし続けるプロジェクトで、赤羽経済新聞や専門新聞にも取材していただきました。
子どもが出入りする場を運営してますが、元々子どもを対象としたビジネスを経験してきたわけではない私にとって、場所と資材を用意したときに子どもたちがどんな行動をとるのか?を体験したのは、これが初めて。チームに経験者がいたからできたことであって、子どもたちの活動は(これまた記述すると長くなるけれど)思っていたのと違っていました。「プロジェクトは上出来でしょ、子どもたちは想定を超えてきたわけだから」という、終了後の言葉にかなり救われました。大人が思う通りに誘導しない、ということへの価値も感じた経験。また、別の機会に別の形で、子どもたちが熱中できる自由な場を提供したいです。

プロジェクト期間中、義理祖母が他界して急遽東京を離れることに。段ボールプロジェクト以外の同時開催のワークショップにも、すでに利用予約が入っていたので、運営をチームメンバーにお任せし、帰省させてもらいました。石蔵の鍵(運営)を誰かに任せるのはその時が初めてで、実はすごく気持ちが楽になったのでした。地域の秘密基地は、みんなのものがいい、と口にしていながら、結局自分が抱え込んでいたんじゃないか、と。それをきっかけに夏休み以降は色々なことを、他メンバーにお願いすることになってます。

人じゃない、コトをみる

周りのたくさんの人に頼り、サポートをもらっていると、ステキな名言も蓄積されていきます。ある日、叱咤激励された名言「まこさん、どうでもいいようなことに振り回されているよ」と。「だれとしたいか、ではなくて、何(コト)をしたいか、だ」、そこがぶれていなければ、自然とチームは生まれてくるよ、と。

何かを「立ち上げる」ということを楽しめる人もいれば、運営者としての私をサポートしたいと思ってくれている方、等、様々な中で、やっと「同じ方向をみたい、作りたい」という方が、じわじわと現れてきてくれています。どんな突飛な話題でも取り合ってくれる、そんなチームに助けられています。

最後に、

1年分の振り返りには足りなすぎますが(話題にあげるとしたら、まちライブラリー@石蔵秘密基地、PTA、Jimotoners、など?)、新年の抱負とともに、また思いつくままに言語化していきます。新しい年も、好奇心と人との出会いに恵まれた年となりますように。


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