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運動神経を良くするには?

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 スペインに1ヶ月間、日本人として初めてフィジカルトレーナー研修に行っていました、ハタフィジの畠中です!ぜひフォローやいいねをおねがいします♪
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 先日、JNAC.lab(兵庫県宝塚市で運営する、「足を速くする✖︎運動神経向上」教室)の打ち合わせで保育園の園長先生に

「運動神経ってどうやって良くなるんですか?」

 とご質問をいただきました。

そもそも運動神経は【存在しない!?】

そこでの会話をまずは再現しますのでご覧ください。

私「運動神経とは具体的に、どういうところを良くしたいとお考えですか?」
園長「こけやすかったり、月齢で運動の差があまりに大きすぎるんです…」
私「もちろん月齢差が1番出る年頃とはいえ、一定の改善余地は大きいですよ」
園長「どうやったら良くなりますか?」
私「まず、【運動神経】という神経は存在しません」
園長「そういう神経を発達させるのではないのですか?」
私「いわゆる運動神経というのは無く、【身体の運動経験値】とお考えください」

 そうなんです。まずは運動神経存在しません。「インパルスが〜…」という話は難しいので簡単にしますと、【身体の運動経験値】と訳します。
 つまり、身体の運動経験を豊富にすることこそが「運動神経を良くする」ということなのです。

 では、具体的にどういったものか!?となると思いますが、ここではメニューを紹介しません。その理由が、今日あなたにお届けしたいことなのです。

運動神経は考え方で良くも悪くもなる

 「運動神経を良くするために!」と自宅で必死にトレーニングに取り組む親子が多いようです。またコーチたちも、ウォーミングアップでいろんな動きを取り入れて良くしようとしているようです。
 そして検索すると「コーディネーション」「コオーディネーション」と出てきます。最近では「ライフキネティック」とかも出てきます。
 しかし注意が大いに必要です。

 これらの動きは「プログラム化」されています。つまり、やることややる順番が決まっているということです。本来の子オーディネーショントレーニングは概念に近いので、「あれをしたらコオーディネーション」「コオーディネーションにはこれ」というのが存在しないのです。しかし、最近は資格化されていることによって概念ではなくトレーニングのテクニックとなっています。

 また、パパコーチやチームのコーチが取り入れるコオーディネーションはほぼ間違えています。

 じゃあどうしたらいいの?となるでしょう。

できないことをコツを掴みかけるまで実施する

 これこそが、運動神経を良くする考え方であり秘密です。

 特にここで押さえておきたいことは「コツを掴みかける」です。コツを掴むとその動作は習得したことになります。運動神経を良くするのは、身体の運動経験だと上に示しました。
 つまり、コツを掴むとその動作は無意識に実践が可能となるため、習得したことになるのです。
 ということは、この習得する(コツを掴む)ことが多いほど運動神経が良くなるということが可能です。

まとめ

 とにかく、運動神経を高めたい場合は、「さまざまな運動」を実施してください。そして、集団の場合は6割の子供たちができかけたらそのメニューはやめてください。15分ぐらいのトレーニング時間であれば、メニュー数は7つ以上になるかと思います。そして、毎回違うメニューを提供してください。それこそが、運動神経を向上させる方法です。

 毎日リフティングやドリブルの技を練習していても30個以上もある運動神経に関する能力の2つ程度しか上達しないので、「サッカー選手として」上手くなることはほとんどない、もしくは怪我しやすかったりスランプや高校以上のフィジカルで潰れてしまうでしょう。。

 子供の未来を潰さないためにも、メニューを多様的にして運動神経のいい子供たちを育てましょう!!!

下記のラインでは、無料でオンライントレーニング会のお知らせをしています。ぜひご登録ください。


Preprador fisico
畠中 ひであき

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