伴走支援
2024年を迎えました。
今日は1月4日ですが、今年は元日から勉強をしました。
令和元年の「経済学・経済政策」の過去問チャレンジ2周目を早朝からやりました。
結果は、72点でした。この科目で60点を超えたのは初めてだし、新年早々いい結果が出て嬉しかったです。
ただ、まだまだあやふやなことが多く、一層基礎の徹底を…と思いました。
ところで今回のタイトル「伴走支援」ですが、足切り基準を下回ってしまった昨年最後の過去問チャレンジ「中小企業経営・政策」の最後の問題「経営力再構築伴走支援モデル」についてのことです。
一昨年7月に出された「経営力再構築伴走支援の全国展開(中小企業庁)」にて、丁寧に説明されているのですが、「非常に大事な視点が語られているなぁ…」と感心しました。
例えば、本問にある「経営力再構築伴走支援モデルの3要素」については
支援にあたっては対話と傾聴を基本とすることが望ましい。
経営者の「自走力」のための内発的動機付けを行い、「潜在力」を引き出す。
具体的な支援手法(ツール)は自由であり、多様であるが、相手の状況や局面によって使い分ける。
というように整理されています。
そのほかにも、この「経営力再構築伴走支援の全国展開(中小企業庁)」にて示されていることについては、納得のいくことが豊富に示されているように思います。
「腹落ち」っていう表現が使われる…とか、かなり中小企業の実態に近い視点で考えらられているのではないかと思います。
足切り点を取ってしまった「中小企業経営・政策」という科目は、こういう中小企業を支えようとする姿勢が紹介されているので、好きなんです。
科目の好き嫌いはさておき、この科目、しっかりと点数を取れるようになりたいですし、その点数の因子は様々な中小企業への支援施策にあることからしっかり勉強しておきたいと思います。
例えば、今回テーマにした「経営力再構築伴走支援」は、自分が中小企業診断士になれたら、「こうありたい」と思うことが示されていますし。
また、この中小企業診断士の勉強をしていて、
●社会人としての基礎教養
●ビジネスの世界で日常的に通じる視点や姿勢
を学べるってことを実感しています。
これまた、例えば、先の「経営力再構築伴走支援モデルの3要素」にしても、「経営者」を「部下」に置き換えれば、そのまま管理職者の心構えであり、部下育成法になりますよね。
新年を迎え、今年も頑張って修行しよう!ってことで、改めて勉強内容から再確認した「中小企業診断士とそのための勉強の意義」について、語ってみました。