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情報的経営資源

昨日、令和3年一次の「企業経営理論」にチャレンジしました。
結果は、88点。
ようやく80点を超えることができました。
とはいえ、スタディングのAI問題復習で繰り返し「企業経営理論」を解きまくっていたので、知っている科目もありました。いちおう、「この肢のここが間違い」など指摘しながら解いたんですが、本番で既知の問題が出ることはないので、一層の基礎固めは必要だと思っています。

で、今日から、解説復習…と名付けた各設問についてスタディングの解説を読み込み、知らないことやポイントを整理するために捨てノートに書き込む勉強を始めてます。
第1問は、多角化に関する問題でしたが、解説には「情報的経営資源」についての説明が記載されていました。

情報的経営資源とは、ノウハウ・技術・熟練・顧客情報といった企業の内部に蓄積された資源と、顧客からの信用・イメージ・ブランドといった企業の外部に蓄積された資源を指します。情報的経営資源は複数の事業で共有することで、その価値はより一層高まるため、多角化の推進力となります。

スタディング 令和3年度-1次試験過去問題-企業経営理論 第1問解説から

「経営的情報資源」というキーワードは、中小企業診断士の勉強を始めてから、いろんな問題の中で出てきて、それがどういうものか…というのは自分なりにイメージできているつもりでした。
また、経営的情報資源の特徴は、問題になりやすいこともあり、色々な問題を解くうちにかなり掴めるようになりました。

でも、こうして「経営的情報資源とは」として、その定義を明文化したものを見てみると、一層くっきりと理解できるように思います。
比較的シンプルな定義文章ですので、ここに、「「ノウハウ」の具体を挙げると…」などと加味していくと、一層、経営的情報資源がどのようなものかが明確になると思います。

「経営的情報資源」は、これからも情報化が進む中でその存在感は増してくるでしょうし、一方で非言語的な事象が含まれるものであるが故に、デジタル化しづらい(AIでの扱いも困難な面もあるのでは…)ものでもあると思います。
なので、各社は、自社の強みを含む経営的情報資源を活かしていくことで活路を見出すことができるのではないかと思います。
そういう支援をするためにも、「経営的情報資源」とはどういう意味のものかを企業に説明して理解してもらい、企業とともにその会社の経営的情報資源を特定していけるようになりたいと思います。

問題解説を読み込みながら、ふとこんなことを思いつきました。
たまたま「経営的情報資源」でしたが、他のキーワードもきっと様々な可能性を有しているのでしょうね。

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