見出し画像

たのしく はたらく コツ

こんにちは、日下です。
今日は、私の考える「たのしく はたらく コツ」をお伝えします。

私は、社会人生活の多くを「仕事って楽しい!」と思いながら過ごしてきました。(もちろん、もう無理だ!と思う瞬間も、いくつかは・・・)

友人には「仕事が楽しそうでいいね!」と言われることが多く、バイト時代のコンビニでは「私が楽しそうだから」という理由で、同じコンビニに働きにきてくれたお客様や、仕事を辞めてコンビニ経営を始めたお客様もいたり。リクルート時代も、友人とお客様先のスタッフさんが私が楽しそうに働いているからとリクルートに入社してくれたりしたこともありました。

そして印象的なのが、リクルート時代のメンバーに会議室に呼ばれ、何を言われるかと思ったら「こばっちんさん(当時のあだ名)は、なんでそんなにいつも楽しそうなんですか?」と。ここまではよし。だけど続きが「こんなにハードなのに、ネジ取れてたりしません!?」と(笑)もう、大爆笑。

ネジは取れていない・・・はず。
だけども、仕事は楽しい。

一方で「そんなにハードに働くのは無理(笑)」という言葉も親友には言われ続けてきたので、楽をしての「楽しい」というわけではないようです。

その時は、深く考えていなかったのですが、仕事が辛くて、しんどくて、嫌で嫌でという相談を、友人だったりお客様のスタッフさんから聞くことが多く、なんで自分は楽しいのかを考えてみたことがありました。

答えは「楽しい状態」が明確で、そこに向かっているから。

どういうことかというと、マラソンでいえばゴールがある。だから、一生懸命走れるし、ペース配分ができる。でも、ゴールがなかったら、どこを走ればいいのか、どのくらいのペースで走ればいいのか、いつまでしんどいのが続くのかもわからない。

だから、ゴール設定=自分にとっての楽しい状態をきちんと明確にしておくことが大事。加えて、走る意味も明確だったりすると、なおよしかと。

仕事を楽しんでいるなと思う人に、職業柄でもあり、職業病でもあり、よくその理由をお聞きするのですが、同じように「どうしたら自分は楽しいか」「なぜ、今の仕事をしているのか」を、ちゃんと語れる人がほとんどでした。

仕事は楽しくないという人たちにも同様の質問をしてきましたが、そこに答えがないケースが多かったです。

なので、相談をもらった時には、一緒にどういう状態が楽しいのかを言葉にしていきます。人それぞれ違うのは当たり前で、100人いたら100通りの答えが出てきます。

ここで大事なのが、仕事を目的としないこと
ちょっと引いて、人生という大きな視点でみたときに、自分が何を大事にしたくて、その中で仕事はどういう役割を果たしているのか。その役割をどう果たすと仕事は楽しくなるか。

そんな風に考えていくと、いいのかなと。

私、個人としては、出産後はじっくり時間を取れていないのですが、毎年誕生日前後にホテルに籠り、自分の人生について考えるという時間をとっていました。携帯の電源もOFFにして、非日常に身を置いて、じっくりと自分と向き合う。(日常のままだと、どうしてもその延長線上でしか物事を考えられないので、非日常へ。)

できる、できない。は、さておいて、一旦理想の状態を上げていき、どうしたらそうなるかを、脳内会議。人生の目的だったり、人生においての仕事の役割を明確にして、日々の行動に落とし込む。

マラソンの例えでいえば、「ゴール設定」と「ルート設定」です。

夢みがちな子供だったので、振り返れば、似たようなことを高校生の時からしていて。それが、私の「たのしく はたらく コツ」なんだろうなと。

日々、追われる毎日ではありますが、これからも時に立ち止まり、「私の"たのしい"は何か」を自分に問いかけることを大事に生きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?