東京市場は実質金利の低下により、上昇継続か。
5月29日(月)youtube動画UPしました。
「【2656ベクター】ストップ高!日経平均株価は年初来高値更新。上げ幅は一時600円超も高値警戒感で伸び悩みで、短期的な過熱感を意識。」
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《相場概況》
29日の日経平均株価は3日続伸し317円高の31233円で引けた。
22日に付けた年初来高値(31086円)を上回り、1990年7月26日以来、約33年ぶりの高値となった。
米債務上限問題を巡る不透明感の後退で、運用リスクをとりやすくなった海外投資家などの買いが加速した。
高値警戒感も意識されやすく、上値では売りも出た。
東証プライムの売買代金は3.5兆円。
日経平均は朝方に上げ幅を600円超に広げて3万1500円台まで上昇する場面があった。
米債務上限問題の協議進展期待から前週末の米株式相場が上昇するなかで、
27日には上限の引き上げでバイデン米大統領らが基本合意した。
米国債のデフォルト懸念が後退し、投資家心理が一段と強気に傾いた。
海外勢による株価指数先物買いがけん引して現物株を押し上げた。
値がさ株の一角に買いが集まる一方で、内需株の一角には売りも出た。
高値警戒感も意識されやすいなか、29日はメモリアルデーの祝日で
米全市場が休場とあって午後はやや様子見ムードも広がり、高い水準での一進一退となった。
9984ソフトバンクが大幅上昇。6857アドテスト、9433KDDI、6098リクルート、8031三井物も上昇した。一方、9983ファストリ、4503アステラス、4911資生堂、日本取引所などが下落した。
日経平均終値は5日線30918円を終値で上回り、堅調さを維持した。
一方、ローソク足は上ヒゲが長めとなり33年ぶり高値への警戒感がうかがえる。ボリンジャーバンドのプラス2シグマ31529円で頭を押さえられた。
25日線(29636円)かい離は5.39%にやや拡大し、短期調整リスクは引き続きつきまといそうだ。
マザーズ総合は朝方は大型株に連れ高したものの、後場にかけて伸び悩んだ。「流動性が高く海外勢の買いが期待される大型株の半導体関連や商社に資金が向かっている」との声も聞かれた。
グロース市場では、9348ispace、3133海帆、4883モダリス、9212GEI、5258TMS、4259エクサウィザーズや4055ティアンドエス、9522リニューアブルが堅調だった。
スタンダード市場では、ベーシック会員にご紹介した2686ベクターがストップ高。3856Abalance、3686 DLE、7014名村造船、3667Enishなどがしっかりだった。
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