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研修49日目|葉っぱから栄養を吸収する

ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせている元教員のハタセンです。
最近は、長文記事はお休みしていますが、マーケティングや農業経営、あなたに役立つ情報について、1500〜2000文字で書き貯めています。

好きなヨーグルトは、プレーンヨーグルトに凍ったハスカップと蜂蜜を入れてほどよくハスカップがとけたヨーグルトです。
いつもご愛読ありがとうございます。

研修49日目の学びを2つ、ご紹介します。

1.アミノ酸肥料の葉面散布

さて、いよいよハニーベリー☆ハスカップの実が色づいてきました。

畑嶋ハスカップ農園のハスカップ

実がどんどん大きくなり、栄養をたっぷり吸って甘くなる。
そんな時期です。

研修先の農園では、液肥の葉面散布を行いました。

株式会社ジャットのランセットNという液肥です。

・低分子コラーゲンを主原料とした高級アミノ酸N型液肥です。

・施肥の翌日には果実の肥大・新芽の伸長が目に見えます。

・なり疲れや、実だまり時に効果を発揮します。 花が充実し、果実や葉の色ツヤが良くなり、商品性を高めます。

株式会社ジャット ランセットN

通常、ハスカップは土の中の窒素成分を根から吸い上げ、葉で分解し、アミノ酸として実に蓄えていくといいます。

アミノ酸を葉から直接吸収できるということがわかってきたことから、直接波に散布するという、アミノ酸葉面散布という手法で効率的にハスカップの実にアミノ酸を送ることができるというのです。

2.止まれ!徒長枝とちょうし

徒長枝とは、

徒長枝(とちょうし)とは、樹木の幹や太い枝から上方に向かって真っ直ぐに長く太く伸びる枝を指す園芸用語。徒長枝は樹形を乱す上に花芽がつきにくいことから、無駄な養分の使用を抑えるために通常は樹木剪定の際に剪定すべき枝とされる。過剰な撒水や施肥、日照不足や高温などによって発生しやすい。

ハスカップも徒長枝がぐんぐん伸びています。
「元気があってよろしい」
という単純なことではないようで、これが伸びすぎると、風によって折れてしまったり、せっかくアブラムシの防除をしても、伸びた枝につきやすくなったりすることがあります。
また、秋の剪定の際に手間が増えてしまうということで、無駄に伸びてもいいことがありません。

そこで、願うわけです。
「止まれ!徒長枝!」と。

その願いが通じたかどうかは、枝の先を見ればわかります。
もう、細くなってシュンとしている枝先が見てとれれば、
「よしよし、止まっている。いい子だ」
となるわけです。

また、止まっている徒長枝の葉の色は、そうでないものと比べて緑色が濃くなります。
畑全体を眺めてみて濃い緑色であれば、だいたい止まってきたなとわかるわけです。

左はまだうすい。とまっていない。

研修先で得た知識を使って、事業継承予定の畑嶋農園の畑を見てみると、まだまだ止まっていない樹が多いなとわかるわけです。
そして、願うわけです。「止まれ!徒長枝!」
実に奥が深くて、おもしろい。


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