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穏やかに話して、説得する

対人スキルを鍛えたい私とあなたのために、

この本からの学びを少しずつ共有していきます。
人間関係にお困りの私とあなたのお役に少しでも立てれば幸いです。
この本では、対人スキルを鍛える方法が

1.人を動かす3原則
2.人に好かれる6原則
3.人を説得する12原則 
(←今回の記事はココ)
4.人を変える9原則

太字は「人を動かす」D・カーネギー著 山口博訳 創元社 目次のページより

の30原則にまとめられています。
今回の記事は、「人を説得する12の原則」の4つ目について書いていきます。

今回の原則は、相手に文句を言われそうになった時、あるいは相手に物申したい時、つまり、相手と口論になりそうな時に役立つ原則です。

口論を避け、問題を解決したいあなたと私へ。

さっそく見ていきましょう。

1.喧嘩腰では問題は解決しない

腹が立った時、相手を思い切りやっつければ、さぞかし胸がすくだろう。だがやっつけられるほうは、同じように胸がすくだろうか?喧嘩腰でやっつけられて、気持ちよくこちらの思い通りに動いてくれるだろうか?

「人を動かす」D・カーネギー著 山口博訳 創元社 part3 4章

この答えは、もちろんNOですよね。

自分への敵対心が残り、どんなに説得しようとも、こちらの話なぞ聞いてくれるわけもありません

では、どうすればよかったのか。

それは、もちろん、この4章のテーマでもある通り、

穏やかに話す

ということにつきます。

穏やかに友好的に話すことで、相手の心に変化を生じさせることができます。

1ガロンの苦汁よりも一滴の蜂蜜を用いたほうが多くの蝿が取れる

リンカーン

相手を説得しようと強く、攻撃的な言葉をたくさん浴びせかけるよりも、心を広くもち、穏やかに話して、相手に優しさと友情に満ちた言葉をかける方が効果的だということです。

2.人を無理に自分の意見に従わせることはできない

旅人のオーバーを脱がせようと競い合った太陽と北風の話を覚えていますか?

北風は、強い力で旅人のオーバーを吹き飛ばそうしましたが、旅人はますますしっかりとオーバーで体を包みました。
一方、太陽は、その優しさとあたたかさによって、旅人の体と心をあたため、見事にオーバーを脱がせることができました。

人の心は、力づくでは変えることができないということです。

人間は自分の心を変えたがらないということをよく心得ておくべきだ。人を無理に自分の意見に従わせることはできない。しかし、優しい打ち解けた態度で話し合えば、相手の心を変えることもできる。

「人を動かす」D・カーネギー著 山口博訳 創元社 part3 4章

まとめ|穏やかに話し、問題を解決しよう

今回の記事では、人を説得する原則について
「人を動かす」D・カーネギー著 山口博訳 創元社 part3 4章
から紹介しました。

相手と口論になりかけた時には、穏やかに話すことで、問題を解決してみましょう。

お互いに攻撃的になり、口論がヒートアップしてしまっては、相手を説得することは難しくなります。

無理矢理に人の気持ちを変えることはできないからです。

「穏やかに話す」ことをベースに、これまで学んだ

・議論を避けることが説得の入口
・人を説得するには、誤りを指摘せず、敬意を払おう!
・自分の誤りは、快く認めよう

というスキルを組み合わせていけば、うまくいくこと間違いなし!

人を説得するための秘訣。「穏やかに話す」こと。

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