コーチングstudy②|鏡になる
ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせている元教員のハタセンです。
最近は、長文記事の毎日投稿はお休みしていますが、マーケティングや農業経営、あなたに役立つ情報について、1500〜2000文字で書き貯めています。
好きな食器用洗剤の香りは、シトラスレモンです。
いつもご愛読ありがとうございます。
さて、2024年のチャレンジの一つでもあった
「コーチングを学び、10人の方にコーチングの良さを体感してもらう」に進捗がありました。
5月10日よりコーチング初級講座がスタートしました。
1回目のコーチングの学びはこんな感じ。
講師は、ニューヨーク在住のコージローさん。
一緒に学ぶのは、カタール在住のソーヤさん、日本在住のムサシさん。
なんとも国際的な学びの場となっています。
私の都合に合わせてくれて、夕方18時15分〜20時15分で行いましたが、ニューヨークは朝の5時15分、カタールはお昼の12時15分だそうです。
5月24日、初級講座第2回目がありました。
学んだことは、大きく2つ。
1.状況の反映・感情の反映
コーチングやカウンセリングで非常に重要なスキルなのが、反映リスニング(Reflective Listening)。クライアントの話を正確に聞き切ることが大切です。
例えば、クライアントが「やりたいことができてないんですよねー」と話せば、コーチは「やりたいことができてないんですね」
というような感じで、聞き取ったきことに、足しもせず、引きもせず、返してあげるのです。
このスキルを使うことで、相手の話を深く理解し、信頼関係を築くことができます。
状況の反映
「状況の反映」とは、クライアントの様子をそのまま伝えます。
例えば、クライアントの「やりたいことができてないんですよねー」と話す表情を読み取って、コーチは「困った表情をしていますね」と返してみる。
つまり、相手が話す様子をつぶさに観察し、相手の状況を読み取らなければいけません。
コーチとしては、メモをとりながら頭の中で整理したり、次の質問を考えたりすることをしたいのですが、でも、それは、心の矢印を自分に向けてしまっていることになります。
相手の状況に注目し、クライアントに矢印を向け続けることが大切です。
感情の反映
また、「感情の反映」とは、相手が話している中で感じている感情を言葉で表現して返すことです。
例えば、クライアントが「やりたいことができてないんですよねー」と話す様子を見て、コーチが「悩んでますね」と返してみる。
ただし、これはあくまでコーチの主観であって、クライアントの本当の思いとずれてしまうことがあります。しかも、この「悩んでますね」はネガティブな気持ちを表す言葉であり、悩んでいること=よくないことというように暗に受け取られてしまうかもしれません。「悩む」ということは、必ずしも悪いことではないのですから。
人生にはアクセルもあって、ブレーキもあるから安全に目的地にたどりつけるのです。「やりたいことができない」ということは、クライアントがブレーキをふんでいる状態にすぎません。そういう状態をクライアントは選んでいるのです。どっちも大事ですよね。
こういう時は、必ずクライアントの確認が必要です。
「悩んでいるように感じますが、どうですか?」と聞いてみるのです。
コーチとクライアントは違う人間です。ずれがあって当然。だから、ずれたまま進んでしまわないように、確認が大切です。
2.ライフチャートコーチング
ライフチャートコーチングは、個人の人生やキャリアの目標を達成するために、視覚的なツールを用いて過去の出来事や現在の状況、未来の目標を整理し、計画を立てる手法です。
この手法により、クライアントが自己理解を深め、人生の全体像を把握するのに役立ててくれるでしょう。
具体的には、クライアントに次の7つの項目(細かくは10の項目)について、10点満点で点数をつけてもらいます。
こうして、自分の人生の10の要素についての現状に向き合ってもらいます。
そして、一番満足している項目、一番気がかりに思っている項目について尋ねます。
このコーチングセッションでは、どんなことを話してみたいかをクライアントに決めてもらいます。
その項目の点数の内訳はなんなのか?つまりどうしてその点数をつけたのかを尋ね、掘り下げて聞いていきます。
しっかり聞き取ったところで、その項目が10点満点であったとしたら、それはどんな状態なのかを聞きます。つまり、「もう最高!」な状態を想像してもらうわけです。
これは、1回目の講座で学んだ「未来+」つまりクライアントにとって良い未来を想像してもらうのです。
しかし、コーチングはこれでは終わりません。さらに良い状態、もう一歩も二歩も先の良い未来、15点満点の状態がおとずれたとしたら、それはどんな状態なのか、「未来++」の状態にまで意識を持って行ってもらいます。
目標に到達している未来の自分を想像し、その先にはどんなすばらしいことが起きているのか、そこまで想像するのです。
この想像を俯瞰してみて、客観的にみた時、この15点満点の状態がおとずれたとしたらクライアントにとって何がいいのでしょう?本当の目的はなんなのか、自ら向き合ってもらうのです。
ここでまた、現状に戻ってきてもらいます。本当の目的が見えた時、現場からあと1点上乗せした状態とは、どんな状態か考えてもらいます。また、そうなるために何ができそうか?そして、その第一歩として何からはじめるか?具体的な行動計画にまで落とし込めたら、コーチングは成功と言えるでしょう。
最後にコーチからの勇気づけを行い、このコーチングセッションの価値づけをして終了です。
今回の記事では、コーチング講座2回目の概要についてまとめてみました。
コーチングをすることで、自分の思考も整理され、自らがコーチングを受けているようなそんな状態になっています。
次回講座は3週間後。宿題も出ていますし、一緒に学ぶ仲間との練習コーチングにも取り組んでみます。
この記事を読んで、自分もコーチングを受けてみたいなぁ、コーチングしてみたいなぁと思った方は、いいねやフォローをいただけると、嬉しいです!
いつも最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。次回も、新たな発見を一緒に楽しみましょうね!
了
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tomajoDAO2代目村長のモモさんと対談させていただきました!
教員話から農業話まで、笑いの絶えないお話となりました。
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