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「推し」とは何か?|愛の形を変える、現代のファンカルチャー

ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせている元教員のハタセンです。

最近は、農業研修のことが若干おおめですが、他にもマーケティングや農業経営、あなたに役立つ情報について、毎日1500〜2000文字で書いています。
いつもご愛読ありがとうございます。

今日は、「推しとは何か?」というテーマでおもちゃクリエーターの高橋晋平さんがvoicyで話していたことを聴いて学んだことをあなたにもシェアしますね。

あなたが最近の「推し」はなんですか?

「推し」という言葉。
今では、聞かない日がないくらい、日常的な言葉となりました。若者を中心に広く使われていますね。

推しの原点は「萌え」

推しという言葉の背景には、「萌え」があります。
萌えとは、何かの対象を深く愛し、夢中になる気持ちを指すオタク用語です。アニメやゲームのキャラクターに対して使われてきました。

しかし、最近は「推し」の方が一般的に使われるように。その違いは何でしょうか。

萌えは内向き、推しは外向きの想い

晋平さんによれば、大きな違いは、萌えが内向きな個人的な気持ちなのに対し、推しは外に向けて発信したいという願望が含まれる点にあると言います。

萌えは「これが私の大好きなもの」という感情です。一方で推しは「自分の好きを他人に広く知ってもらいたい」「応援したい」という気持ちなのです。

アイドル文化の変遷が影響

この変化の背景には、アイドル文化の変遷が大きく関係しています。
かつてアイドルは遠く完璧な存在でしたが、「会いにいけるアイドル」AKB48を代表とする近年のアイドルの存在は、ずいぶんと身近になっています。

ファンは「この子を応援したい」と思うようになり、不完全で成長途中のメンバーたちに親しみを感じ、推しと呼ぶようになったのではないでしょうか。

SNSで発信する文化が定着

さらに、SNSの普及によって誰もが発信力を手に入れました。
自分の推しを「おすすめだから見て!」と広く伝えられるようになり、推し文化が広がりやすくなったことも背景の一つでしょう。

推しの対象とは?

そんな中で、一体どんな人が推される存在なのでしょう。
晋平さんは、それは「強みと弱みの両方を持つ人」だと語っています。

強みがあるから輝いて魅力的に映り、推したくなります。
しかし完璧だけでは応援する余地がありません。そこに弱みが見え、頑張る姿が垣間見えることで「私がその人の力になりたい」と思えるのです。

不完全さが成長の源泉に

完璧な存在よりも、成長と進化を続ける不完全な存在の方が、人の心をつかみやすいのかもしれません。なぜなら、私たちは彼らの歩みを見守り、その過程に自分も関わっていると感じられるからです。

「こうしておけば更に良かった」と気づき、次に生かせる。この不完全さが、成長の源泉となり得るのです。

推しは熱量を社会に発信する

現代の推しは、アイドルだけでなく、様々な分野で見られる文化現象となっています。推しを通じて、私たちは共感と繋がりを求め、個人の熱量を社会全体に発信できるようになったのです。

推しを応援する活動は、それ自体が一つのカルチャーとして成り立ち、私たちの生活に新たな彩りを加えているのかもしれませんね。

あなたがみんなにすすめたい「推し」はなんですか?
コメント欄で教えてもらえると嬉しいです!

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、また明日。

他にも、教育×○○や、マーケティングの話なんかもいろいろ書いています。

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