これであなたも買わずにいられなくなる?ー行動経済学の視点を取り入れたハスカップ販売戦略
ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、研修6ヶ月目のハタセンです。前職は教員でした。
マーケティングや農業経営など、その他あなたに役立つ情報を、1500〜2000文字で書き貯めています。
今日、嬉しかったことは、成田空港で「Youは何しに日本へ?」の撮影を見かけたことです。
見渡せば外国の方ばかり。さすが成田空港。
外国の男性の方を3人のクルーの方が囲み、インタビューしているところを撮影していました。
何を話しているかは聞こえてきませんでしたが、あの人がこれから日本で何をするのかなと興味がわきました。
#結構好きで、再放送もよく見ちゃいます。
#放送されたらいいなぁ。
いつもご愛読ありがとうございます。
さて、今回の記事では、11月に再販を予定している「ハスカップジャム」と「ハスカップシロップ」のマーケティング戦略についてお話します。
9月に初めてハスカップジャムとシロップを販売した際、非常にありがたいことに、予約開始からわずか1週間で全て完売しました。
この成功を経て、10月から再びハスカップジャムとシロップの予約販売をスタートし、11月に本格的に再販する予定です。
しかし、前回のような順調な売れ行きを期待するだけではなく、今回はより確実に成功させるための新しい販売戦略を考えています。
今回注目するのは、行動経済学の視点を取り入れたアプローチです。
この方法を活用することで、お客様にとってさらに魅力的な購買体験を提供し、再販を成功に導きたいと考えています。
1.行動経済学とは何か?
行動経済学とは、簡単に言うと、私たちが何かを買う時の「心の動き」に影響を与える法則です。
人は合理的に選択しているように思っても、実は心理的な要素が大きく関わっているんです。
例えば、こんな経験はありませんか?
• 「セールの最後の日だから、つい買ってしまった」
• 「他の人が買ってる商品は良さそうに思えた」
これらの行動は、行動経済学で説明される購買心理の一例です。
今回は、こうした法則を活用し、お客様にとってより魅力的な販売戦略を考えました。
ここでは、特に5つの心理法則に注目し、それをどう具体的な戦略に活かしたかをシェアします。
2.ハスカップ再販で活用する5つの心理戦略
次に、今回の販売戦略で活用する5つの心理法則について説明します。これらの法則を利用することで、購買意欲を自然に引き出すことができます。
①損失回避性:失うことへの恐怖心
人は得をするよりも、損をすることを強く避けたがる傾向があります。
これが「損失回避性」です。
たとえば、セールの期限が迫っていると、「買わないと損」という気持ちが強まります。
そこで、10月中の予約販売限定割引を設定し、さらに「数量限定」の表示を強調してみます。つまり、買わなければ損をするという心理を刺激してみようという試みです。
9月の販売時には、販売開始特別記念価格ということで、通常価格よりも割引した価格を提示していました。2回目の販売時には、通常価格にもどそうかとも思いましたが、予約販売に限って割引価格を提示することで、お客様の損失回避性を刺激するという戦略です。
②アンカリング効果:最初の印象が鍵
最初に目にした価格や情報が、後の判断に大きく影響するのが「アンカリング効果」です。高い価格を最初に見せると、その後の割引価格が一層お得に感じられます。
そこで、商品ページで、割引前の価格をあえて目立たせ、割引後の価格が特に魅力的に見えるように工夫します。
通常価格を ◯◯円 というようにして残し、あえて割引前の価格も提示し、お得感を演出するという戦略です。
③同調効果:みんながやっているなら…
「他の人が買っているから」という理由で購入を決める心理を「同調効果」と呼びます。みんなの意見や行動が、安心感や信頼感を生み出します。
そこで、9月の販売で寄せられたお客様の声やレビューを商品ページにしっかり掲載。さらにSNSでのシェアも促し、他の人が買っていることを視覚的に伝えます。
嬉しいことに、9月の販売時には、お客様のSNSでハスカップジャムの美味しさや魅力についてシェアしていただくことができました。
その声を10月の予約販売の時にもう一度再利用させていただくという戦略です。
④バンドワゴン効果:流行に乗る安心感
流行している商品には、自然と購入意欲がわくのが「バンドワゴン効果」です。自分だけ取り残されたくないという気持ちが購買行動を促進します。
そこで、商品ページや広告に「今大人気」「残りわずか」といったコピーを使用。限られた数量であることを強調し、購入を急がせる効果を生み出します。
9月の販売では、予約販売スタート時からわずか1週間で売れ切れてしまったという事実もおしらせすることで、「今買っておかないと、すぐに無くなってしまうかも」という心理を誘います。
⑤保有効果:手に入れたものの価値を高く感じる
一度手に入れたものを、人は手放しにくくなるという心理が「保有効果」です。この心理を利用すると、購入後に商品の満足感が高まります。
そこで、返金保証をつけ、リスクなく購入できる安心感を提供。購入後は「手に入れたこと」に価値を感じてもらうことで、顧客の満足度を高めます。
7月の冷凍ハスカップ販売の時にいただいたとあるお客様からのフィードバックの中に、「ふたが外れて、少し果実がこぼれていた」おいうお声をいただきました。
そこで、このお客様には、お詫びのご連絡をし、冷凍果実とハスカップジャムを送らせていただくという対応をしました。
誠実な対応をとることで、お客様に安心して購入できると思っていただくための戦略です。
3.再販のお知らせとアクションのお願い
今回ご紹介した行動経済学に基づいた5つの販売戦略を活用して、再びハスカップジャムとシロップの予約販売を成功させたいと考えています。
10月中旬には、いよいよ予約販売の詳細をご案内する予定です。
そのため、予約販売の最新情報やお得なキャンペーンを逃さないためにも、ぜひ当農園のメールマガジンにご登録ください。
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今後も、ハスカップの美味しさをお届けするために、さらに魅力的な商品づくりを続けていきます。
皆さまのご支援とご期待にお応えできるよう、精一杯がんばりますので、どうぞよろしくお願いします!
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いつも最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
次回も、新たな発見を一緒に楽しみましょうね!
了
他にも、教育×○○や、マーケティングの話なんかもいろいろ書いています。
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