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週1回わんちゃんのいるカフェで癒されています

人生初、行きつけのカフェというものができました。
休職中少しずつ外出できるようになってきた3月頃からです。
歩いて行って体を動かすことと、人と関わるリハビリも兼ねて通っています。

初めは、週替わりで違うお店に行っていました。
ですがチェーン店ですと騒がしかったり、小さな喫茶店では常連さんに囲まれて肩身が狭く…中々落ち着ける場所が見つかりませんでした。

そこで辿り着いたのが個人経営のカフェです。
Googleマップで見つけ、口コミがあまり無く心配でしたが、珈琲が美味しいと書いてあり気になって行ってみました。

小さな扉を開けると、なんとわんちゃんがお出迎え!

犬がいるという情報は無かったので戸惑いました。
すごく人懐こく、お客さんの足元で寝たり、ご飯が欲しいのか上目遣いでこちらを見てきたり。
か…かわいい。

食事はホットコーヒーとアメリカンビスケットを注文しました。
コーヒーはハンドドリップで淹れてくれ、ビスケットにはチョコと生クリームが添えてありました。
お…おいしい。

ここに通わせていただこうと思いました。


それからはこのお店に週1ペースで行っています。
通い始め、わんちゃんに毎回癒されてるだけで何も返せていなくて悪いなと感じるようになりました。

お店の人におやつを持ってきて良いか伺ったところ、快く承諾してくれました。
他の方からも貰っていると思うので低脂肪のものに。
お代の意味も込め最後にあげるようにしています。
美味しそうに食べてくれて、いい気持ちでお店を出られるのです。


自分の好きな場所ができると、心が安定するような気がします。

人と深く関わることが苦手な私は、お店に通い店員さんに覚えられることを避けてきました。

ですがこのカフェは、店主の方も程よい距離感で接してくださり安心して通えています。
前まで食後はスマホを構うことがリラックスタイムだったのですが、コーヒーを飲みながら読書をする習慣ができました。
最近は小川糸さんの『食堂かたつむり』を読んでいます。

お店にいる間だけでもスマホを見ないことで、よりリラックスできることがわかりました。
自分に合った心地良い過ごし方を見つけることができました。


癒しのおかげか、数ヶ月経ったら創作意欲が出てきました。
主にイラストを描いているのですが、題材は自分と関わりが深いものが多いです。
印象に残った景色や、好きな方々など、思い出しながら描いている瞬間が楽しいです。

そのカフェとわんちゃんが最近では印象的だったので、お店から帰ってきたあと勢いで描いていました。
イラストは、膝に乗ってきて私のご飯を欲しそうにしているわんちゃんです。

次の週の帰り際、勇気を出して店主の方にイラストを見せました。
元々見せるつもりは無かったのですが、勝手に描いてしまって罪悪感(?)も少しあり。
嫌な気持ちにさせたらどうしよう。
まずは無断でわんちゃんとお店を描いてすみませんと謝りました。

そんな不安とは裏腹に、とても喜んでくださいました。
看板犬のわんちゃんにも報告していました。

私でも誰かを笑顔にできたことが嬉しかったです。


今日も癒しを補給してきましたので、1週間楽しく生活できそうです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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