好きなアニメ【刀使ノ巫女】

せっかくnote始めたので好きなアニメについてつらつらと書いてみようと思う。多分、とりとめもない、オチもないそんな記事。今回は刀使ノ巫女について。dアニメストアやAmazonPrimeでも見られるので、ネタバレとかは特に気にせず書いていく。

キッカケ

刀使ノ巫女に出会ったキッカケは、確か声優グランプリかアニメディアのインタビュー記事だったと思う。
「へー面白そう」と思って見ようと思ったら2クールものだった。雑誌の記事を読んだのが2018年3月末か4月頭だったのでとりあえずAmazonPrimeで胎動編(前編)を見た。それがキッカケ

好きなところ

1. キャラクター
メインのキャラクター6人と、彼女たちを取り巻く人たちのキャラクターがいい。
主人公の衛藤可奈美はまあとにかく明るい剣術バカなわけだが、波瀾編で彼女の孤独や人柄といったものがドンドン分かってくる。やっぱり第21話『雷神の剣』なんだよなぁ……可奈美はまあ強いんだわ。けど「あれ、私また何かやっちゃいました?w」みたいなキャラではなく純粋に剣術を極めようとする女の子なのである。
ダブル主人公といっても差し支えないであろうもう一人の主人公、十条姫和はとりあえず1話だけ見たら突然ご当主様(折神紫)に切りかかるヤベェ奴である。ところが、チョコミント好きな可愛い一面があったり貧乳をいじられて怒ったり、中学生っぽさがにじみ出ている。しょうちしたきさまはきる。
衛藤可奈美の親友、柳瀬舞衣はとにかく仲間思いなんだなって思う。そして周りをよく見ることの出来るバランス系キャラなのだ。正直、アニメ本編ではかなひよが強すぎて(特に可奈美)強さが霞んでいたようにも思えるのだが、御前試合の代表になるレベルで強いキャラである。もしかしたらかなひよの強さを際立たせるために舞衣ちゃんがいるのではないかと疑うレベル。舞衣ちゃんの手作りクッキー食べたいですね。
クッキーモンスターこと糸見沙耶香。(ん、クッキーモンスターは舞衣ちゃんか?まあいいや)天才剣士であり、ヒスおばこと鎌府の高津学長の秘蔵っ子である。からっぽだった最初の頃から、可奈美との対戦や舞衣ちゃんの餌付け(?)によって満たされていくんだなぁ。可奈美に言われた「そんな魂のこもっていない剣じゃ何も斬れない!」を歩にも言うシーンはムネアツです。
長船コンビの古波蔵エレンと益子薫。この二人はある意味癒し枠なのではないかとふと思った。たった今。『刀使ノ巫女』という作品の世界観的に暗くなりがちなのだが、この二人がいることで明るい雰囲気になるのである。エレンは能天気に見えてメチャクチャ色々考えていたり、薫はダウナー系か??と思わせておいてメチャクチャ熱いのである。

まあ僕が言ったところで何も伝わらないので本編を見てほしい。

2. 世界観・設定
これは完全に僕の趣味・嗜好なわけだが、女の子が戦ったり何かに立ち向かう系の作品が好きである。そして刀使ノ巫女がストライクだった。
御刀を媒介として色んな能力を使えるってアツいですよね。刀使ノ巫女のコンセプトワークス(多分今は売ってない)を読むと本当に細かいところまで作りこまれている。ぶっちゃけアニメ本編だけじゃ伝わらない・伝わりにくい設定がほとんどじゃないかと思う。僕は刀使ノ巫女をリアルタイムで見ていたのは波瀾編からだったので胎動編のリアルタイムでの評価は知らないのだが第1話放送時「用語説明がない」「突然切りかかって逃げ始めて訳分からん」で多くの人が離れてしまったらしい。惜しいことをしたな、1話切りした人たち……ちなみに第1話で「?????」となるようにしたのは製作スタッフの狙い通りだったらしい。
話を逸らすが、「最近の人たちは分かりやすいものを求める傾向にある」という話を聞くが、刀使ノ巫女は完全にこの傾向に喧嘩を売りに行った結果第1話切りが起きてしまったのではないだろうか……
僕もリアルタイムで見ていたらどうなっていたか分からない。AmazonPrimeで一気に胎動編を見たからドはまりしただけかもしれない。
……とまあ作りこまれているわけだ。伏線もちゃんと張ってあって、それこそ分かりやすい伏線から分かりにくい伏線まである。なので刀使ノ巫女は何周かすることをオススメする。新しい発見があると思う。
設定とかは関係ないが、自分が個人的に好きなのは第1話の御前試合の時の天気が晴れじゃなくて曇りという描写。この描写によって画面全体がなんとなく暗く、怪しげな雰囲気を出していると思っている。もしこの御前試合が晴れていたら姫和が紫様に切りかかるわけなんかないのである。多分。ちなみに最終話の御前試合の時の天気は晴れ。全て解決して、可奈美も姫和も隠世から戻ってきて、新しいスタート!!という感じがして好き。刀使ノ巫女は結構情景描写に力を入れている作品じゃないかなあ、とも思う。

3. メディアミックス
刀使ノ巫女はアニメの他にショートアニメの『みにとじ』、コミカライズ、スマホゲーム、ノベライズがあって、それぞれが補完しあって『刀使ノ巫女』の世界観を創り上げている。
特にスマホゲームの『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火(とじとも)』では調査隊と呼ばれる、アニメで言うところのメイン6人のようなポジションの子たちがストーリーを作っていくわけだ。現在では、アニメ本編後の物語が始まっているので、アニメ本編に並行して進んでいたときに比べて調査隊やゲーム版主人公安桜美炎が中心となったストーリーが展開されている。来週に最新章配信らしいので楽しみ。
またとじとものOVA製作が既に決まっており、ティザービジュアルやPVも公開されている。
アニメBD第1巻の売り上げ数から考えれば、ここまで作品の世界が継がれていくというのはなかなか無いんじゃないだろうか?みにとじの時も「ファンの皆さんのおかげです。冗談抜きで」みたいなことを言っていた気がするので、ファンの存在って大きいんだなあと思った。(最近はどうか知らないけど、とじともの売上がまあまあ良かったらしいぞ。TL見てても廃課金勢居るしな)

おわりに

刀使ノ巫女に関して好きな所を書いてきたわけだが、もっと好きなところはある。だが、それを言語化出来ないという問題があるので言語化できる範囲で書いた。
とりあえず見てくれたら嬉しい。

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