主戦場はいつもアウェイだったかもしれない
仕事や友達、地域に学校関係など、主戦場はいつもアウェイだったような気がする。
誰も知らないし、頼れる人もいない、秀でた能力があるわけでもない、人に媚びたりするのはとにかく苦手やし嫌で、その嫌さ加減がどうも顔に出るらしい。
その職場、住居、コミュニティを決めたのは自分なんで、慣れない環境で生きてくことはしょうがないんやけど。
アウェイな環境でも、すんなりと入っていく人いますよね。
人柄というか、巧みな話術というか、物怖じしない性格で、特に何が凄いというわけではないが、友達にもそんな子いるんで羨ましいところではある。
僕には真似できん。
よそ者って、なんでこうも受け入れ難いんやろ?
元からいる人達は、楽しそうに話ししてるけど、その輪の中には入っていけない、もし逆の立場でも僕自身はどうするかな?同じようにしてしまうんかな。
7年か8年ほど前にあったことで、初めて参加した地域のお祭り、大きな山鉾を巡行するイベントで大人が数人がかりで操作しなければならない、初めての経験、最初は僕も含め慣れない大人が中心で舵取りしてた。
ところが、途中から地元の人たちが加わるようになって、後は僕らがやるから、みたいな。
いやいや、一緒にやりましょうか、じゃないの?
よそ者は黙って見とけってか?
彼らメチャクチャ盛り上がって楽しそう、なんだこれ?
子どもも祭りに参加してたんで、途中で帰るわけにもいかず、結局のところ最後まで山鉾巡行に付き合うことになってしまったけど、楽しいはずの祭りも、あの時は遺恨しか残らんかった。
子どもの頃からの地元の祭りじゃないんで、仕方なかったことかもしれんけど露骨すぎん?
気にすることでもないし、今となっては別にどうでもいいことなんやけど、アウェイな環境を考えるとふと思い出す。
今春、職場に新しい社員の子が入ってきた。
直接に関わってない子ではあるものの、休憩中に少し話かけてみると、まだ慣れないですなんて言いながらも真面目そうな子、ただどうも鈍臭いところがあるようで、一緒に業務してる子からの評判がよくないみたい。
彼はきっと一生懸命なんだろなと思いながら、どうしてあげることもできないんだけど。
アウェイな環境って難しいな。
つい最近も、そう思うことがあったばかりで、寂しさとかは一切なくて悔しさのほうが圧倒的に強かった。
今はただ、「いつか見てろよ」と思うことしかできなかったんで、とにかく絶対的な何か力が今は欲しい、アウェイでも生きていける強さが。
noteの世界には、たくさんの素敵な記事が溢れています。この場所で一人でも一つでも自分のnoteを通じて繋がることができれば嬉しいな