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坂口恭平さんの説法の時間1

坂口恭平さんは、現代に生きるお釈迦さんです。
この世に生きづらさを感じる私に沢山の救いの言葉をかけてくださいました。

私のTwitterのいいね欄が坂口恭平さんの説法ツイートで埋まってきたので、そろそろこの辺で整理しようかなと思っております!
Twitterを開くと、朝から坂口さんがバシバシと様々な話題について説いてらっしゃるので、目覚めのすっきりした頭に坂口さんの言葉がグサグサ入ってきて、ついつい”いいね”が溜まってしまうんですよね。

やりたいことを後回しして、生き延びる

坂口恭平2

なんかこのツイートみて自分の中のストッパーが外れたんですよね。

「自分はこれまで何を守ってきたんだろう」って。

養老孟司さんも仰っていたけど、自分の死ってどうしようもない。
自分が死んでからの世界なんてどうにもできないから。

そんな死を怖がってしまうのは、きっと本能で仕方のない事なんだろうけど。でも死ぬことに不安を抱いてばかりでは、したい事ってどんどん後回しにされてしまうんだと。

逆に開き直って、「俺まじで今日死んでもおかしくないな」って覚悟しておくことで、一日に対する取り組み方とか変わってくるものだと実感した。

私でいうと例えば、普段なら緊張して媚びへつらってしまう偉い大人の方との会話。

でもそこで一度、

自分は今日死んでもおかしくないんだな

って思うと、そこで緊張したり、媚びへつらったりすることがいかにもったいないか、死後の自分が教えてくれる気がして、思ったことや言いたい事をすんなり自分らしく言えたりするんですよね。

その時の会話の方が、自然で対等だし、逆に興味を持ってもらえたりする。

そしてなんといっても自分が楽

現代病である”将来への不安”

僕が思うのは、今の社会の人は、

生き延びる不安を抱えやすいんだと思います。

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一般社団法人生命保険協会 生命保険の動向2020年版 全項より

世の中に自動車保険とか、失業保険とかたくさんの保険があると思いますが、この保険という存在もある種、生き延びるための不安を緩和させてくれるものだと思います。

事故や失業をしてもお金に困らないようにという、未来におこりうるリスクに対する不安を今のうちに緩和させておくというもの。

上記の図は参考になるかわかりませんが、生命保険協会に加盟した会社数の推移です。まあ、1995年くらいから保険に対する人々の認識が変わってきたことは伺えます。

きっと保険も昔と比べても種類も増えたし、入る人も増えたと思うんですね。それだけ将来に対する不安が高くなっている傾向があるんだと思います。

自分の人生を振り返って———

やりたいことをやってきたかと思うと、やはり何かを恐れ、できていない事が多かったなと。

そのまま生きていくことも全然できる。
でも人生ってやってみてどんどん広がっていくものだと思うし、私はそんなどんどん知らない世界に寄り道できる人生こそが楽しいものだと思う。

そんな人生を歩みたいと思ったなら、いつ死んでもいい覚悟を持つことってすごく重要だと思うんです。

この覚悟を持つことで、死ぬ確率が上がるとか、危険なことをしなくちゃいけないとか、まったくそんなことはなくて。

ただの心の持ちようだと思うんですよ。というかいつ死んでもいい覚悟を持つって、当たり前の事なんですよね。

だって今僕がこうして22年間生きてこられたのもほんとに奇跡のようなもので。それはいまこれを読んでくださっている方もおんなじで。

人間は本来いつ死んでもおかしくない

ただそれを再認識するだけで、毎日のありがたみだったり、モチベーションが今よりも増すのかなと思います。

みんなやりたいことをやろう

坂口恭平3










社会学や文化人類学の力を借りて、世の中に生きづらさを感じている人・自殺したい人を救いたいと考えています。サポートしてくださったお金は、その目標を成し遂げるための勉強の資金にさせていただきます。