【ひとりごと#4】INFPとLiminal Spaceの相性は最高/漫画原作者の話。

2020年の夏か秋あたりだったか、当時の僕は夢も希望も完全に失っていて、ただひたすらにYouTubeを見たり趣味の作曲をしたりネトサしたりドライブしたりしていた。
皮肉なことにコロナで休みが増えたので、社会から離れることができていた。
今思えばこの時に現実に向き合い将来のために活動し始めるべきだったんだけどね。
それはさておき、いつものようにネトサしてたら偶然あるミームにたどり着いた。
それが「Liminal Space」だった。

「Liminal Space」は2019年頃から4chan経由で流行したインターネット・ミーム。
簡単に言えば「誰かがいそうなのに誰もいない、夢で見たかのような異空間の画像を共有するミーム」です。
詳しいことは書くのめんどくさいので調べてほしい。

で、思うのがこのミーム、INFPと相性がかなり良いのではということです。
というと、内向的で現実から離れ自分の内側世界に目を向けるINFPにとって、「何かが存在するようで何も存在しない、どこかで見たような異空間」というのは妙な安心感を覚えるものだから。
INFPは強いストレスを感じると、あてもなく感性を揺さぶられるコンテンツを消費し続ける傾向がありますが、まさに「Liminal Space」は程よく好奇心を刺激してくれ、安心感を与えてくれる優良ミームだと思います。

実際、僕は昔から現実を生きているような感覚が薄く、常に自分の妄想の世界を膨らませていたので、このミームを見つけた時は正直かなり興奮しました。
なんというか「ついにネットミームもここまで進化したか…!」という達成感とも親近感とも言える混雑した感情が湧き出てきたのを今でも覚えてる。
今までいろんなネットミームを追ってきましたが、一番のお気に入りミームかもしれません。

最近はこの「Liminal Space」を題材にしたホラーゲームとかも増えてきて、実際僕もいくつかやってみたんですが最高でしたね。
友人の家でやったスーパーマリオ64とか友人に貸してもらったゼルダの伝説 時のオカリナのような妙な孤独感、あれも「Liminal Space」に近いものだと思う。(実際スーパーマリオ64を不気味だと感じてる人は割と多かった)


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ここからは別の話になるんですが、僕は将来漫画原作者になろうと思っていて、そこで「Liminal Space」から影響を受けた漫画を連載したいと考えてるんですね。
一応僕は中高の頃に脳内でいろんな漫画を連載(チェーンソーマン作者の藤本タツキと同じ感じ)していたのですが、その中で「悪夢」を題材にした鬱漫画があったんですよ。
その漫画と「Liminal Space」を融合させたら面白そうだなと。

ちなみになんで漫画原作なのかというと、漫画家の厳しいスケジュールに耐えられそうにないからです。
INFPはTe(外向的思考)が劣等機能なので基本仕事ができません。(自分の感情や価値観に囚われがちだし、計画性ないし、そもそも競争社会が大嫌い)
発想力、創造力はずば抜けていますがそれをビジネスに繋がるのが苦手って感じ。

さらに話は逸れますが、僕は12〜21歳の時まで趣味を作曲していたのですが、作曲家になりたいとは思わなかったですよね。(たぶん300〜400曲ぐらい作った)
いろいろ理由はあったのですが、ひたすら作り溜めてるだけで一切リリースはしてませんでした。
妹に言ったら「もったいな!」って言われたんですけど、ほんとにその通りですね…。
さっさと作曲を仕事にしてれば好きでもない仕事をやらなくてすんだのにな…。
当時の僕は極度のストレスと対人恐怖症で頭がおかしくなってたから。

……ともかく、まぁ漫画家にはなれないので漫画原作者を目指します。
ほんとに今は素晴らしい時代でして、個人でも才能がある人は成功できる時代なんですよね。
今は漫画や小説の賞とかもたくさんある。
僕みたいな社会に適応できない天才にはありがたすぎる時代です。
もし僕が20年前とかに生まれてたら確実にのたれ死んでたでしょうね…。

 

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