フェイラー

またフェイラーを買ってしまった。
もう今年4枚目。だけどキウイ柄なんてかわいすぎるし売り切れたら後悔するのがわかっているのでまあしかたがないとする。

それまで300円のハンドタオルで十分だと思っていたし、デパートで買う1000円のハンカチがもう高い！と思っていた。

フェイラー最初の一枚は、そのお値段にびっくりし、購入を悩んで悩んで、長いこと楽天市場のお気に入りに入れて眺めるだけだった。そのうち楽天ポイントが貯まったので、ポイントでならとやっと購入した。

そのはじめて手に入れたフェイラーは、とにかくデザインも色もステキだしお高いので、ガシガシと普段使いはせずにここぞというような大事な時だけお守りがわりに持ち歩いていた。

何回か使ってみたら、シュニール織っていう独特な厚みのある生地の肌触りがとても気持ちよく、一般的なパイル地のハンドタオルと違って裏面にもちゃんと同じ柄がある。それにひっかかってほつれることもない。さらに使えば使うほど吸水力が高まって育っていく感じがする。

柄のバリエーションがとんでもなく多くて、どれを買おうか悩んでいるだけでいつも楽しい。そしていつのまにかビビッときたら躊躇なく購入するようになってしまっていた。あの時の金銭感覚はどこにいってしまったのでしょうね。

出かけるときに、今日はどれを持っていこうか選ぶのも楽しいし、手をふくときにハンカチのデザインを眺めてまたうっとりして癒される。

仕事に行く時は、心の支えにもなっている気がする。「みんな知らないだろうけど、わたしフェイラー使ってるんだぞ。ちょっとお高いけど上質なハンカチを使ってるんだぞ」
みたいな。

なんというか、ハンカチにこだわるのは上品な女性になったかんじもするし、大人になったんだなぁとも思う。ハンカチにこだわる余裕がある今に感謝もするし、丁寧な暮らしができているかんじもする。自分の機嫌を自分でとれてるかんじもまたよい。

名刺がわりの10冊を紹介するお題、やってみたいなあと思っているんだけれど、それと同じでフェイラー好きな人がどんなハンカチをコレクションしてるのか興味ある。

今度　#名刺がわりのフェイラー10枚　やってみようかな。「気づいたらクローゼットの中が青い服ばかりだった！」なんてよくあるけど、そんな調子で似たようなデザインのハンカチばかりかもしれない。