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こどもの「体験格差」について考える

こんな記事がありまして、読みまして、う〜ん。
モヤモヤとしているのです。

「体験格差」

学校以外での習い事やレジャーなどの体験を一度もした事がない子が一定数いるのだとか。

年収300万円未満の低所得世帯で、顕著なのだそうです。

・こどもが放課後何もしていない
・習い事させてあげたいけど仕事のため送迎できない
・お金がなくて習い事やレジャー体験をさせてあげられない

こどもの教育や体験にお金をかけたいし、時間も使いたいのに、金銭的余裕がなくてできない。

それって…

どこの家庭も多かれ少なかれそうだと思いますよ。

「体験格差」「教育格差」「経済格差」

なんとなく、相関関係があるように思えてきます。

しかし、この3つは全然違う次元の話なのでは?と思います。

毎年ディズニーランドに行く家庭もあれば、我が家のように「いつか行こうね〜」とごまかし続けている家庭だってあるはず。

お金がないのはもちろんですが、混んでるから嫌なんです(私が)。

いくつも習い事をさせても、子ども本人にやる気がなくて、ただこなすだけになっている家庭もあるでしょう。

どこの家庭でもある問題です。。

なのに「格差」っていうだけで、いきなり社会問題感が出てしまう。

しかも「格差」って言われちゃうと、なんだか「オマエはダメな親」って言われてるみたいで、落ち込みます。

子どもとお料理を一緒にしたりとか、空き箱やチラシを使って工作とか、家でもできる「体験」はたくさんあります。

十分な体験をさせてあげているか自信ありませんが、我が子に義務教育を受けさせて、衣食住を与え、愛情をもって育てています。

なんでもかんでも「格差」って言わないで。

・・・

体験格差について調査したのは、チャンス・フォー・チルドレン

こどもの貧困・教育格差を提唱し、解決を図る団体です。


子どもの貧困・教育格差の問題に向き合って、活動されています。

「体験格差の記事」にはモヤモヤしてしまいましたが、チャンス・フォー・チルドレンの存在を知るきっかけになりました。

日本のどこかでは、我が家よりもずっと厳しい状況のご家庭もあるわけで、救済できる制度があるならもっと広まってほしいです。

顕著な体験格差があったとしても、すべての子どもにまんべんなく充実した体験を与えることは難しいでしょう。

私にできる「体験格差」対策はあるだろうか。

知ってしまった以上、知らんぷりできません。

我が子だけじゃなく、地域の子どもたちに目を向けてみることから始めてみようかな。

自分なりに問題に向き合ってみようと思いました。

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