コーヒーが飲みたければ、まず落ち着きなさい。

焦ってやったことって、ロクな結果になりませんよね。

「急がば回れ」

分かってる、そんなことは分かっているんだ。
でも、急がずにはいられない。焦らずにはいられない。

どうして私たちはこんなにセカセカしてしまうのでしょうか。

結果を早く手に入れいからです。きっと。

「コーヒー片手にゆったりしている自分」を早く手に入れたいがために、私はこれまで何度も失敗をしてきました。

焦って乱暴に開けたドリップパックの袋をぶちまけたあの日。

お湯を一気に流し込み過ぎて、コーヒーがあふれたあの日。

急いで運びすぎて床にこぼした日。白い服に一滴垂らしてしまった日。

コーヒー淹れるなんて、2分あればできます。急いでやったとしても、おそらく20秒くらいしか時間は縮まりません。

過程を楽しめるくらいの余裕を持ちたいものです。

一日一杯と決めているコーヒー、おやつとともにいただく、至福の時間。

最近胃が痛くて、コーヒーを控えていたんです。
そしたら、なんとなくソワソワ、イライラ、口さみしい感じ。

カフェイン中毒とはいかないまでも、ちょっと黄色信号なのかも。

久ぶりに胃の調子がいいので、コーヒー飲もうと思ったんです。

早く飲みたい、早く、早く早く！！

気持ちが焦って、マグカップたぷたぷになってしまいました。その後、こぼしました。

「急がば回れ」

「　い　そ　が　ば　ま　わ　れ　」

こんなマグカップでも作ろうかしら。