「苦労」なんて買わなくていいんだよ

若いうちの苦労は買ってでもせよ

有名なことわざですよね。

はたして、苦労は買ってでもした方がいいのでしょうか。

買うとしたら、どんな苦労を選ぶべきなのでしょうか。

もうすぐ40歳になる私が、若いうちに買っておきたかった苦労を紹介します。

【20代必見】若いうちに買うべき「苦労」ランキング！

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ちょっと待て。

苦労なんて、買う必要ありません。

買っておきたかった「苦労」なんて、ありません。

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私たちは、なぜ若い世代に苦労を強いるのでしょうか。

「ハングリー精神を養うために、あえて理不尽な環境に身をおくべし」とか

「部活で上下関係の厳しさを若いうちに知っておくと社会人になったときうまく立ち回れる」とか

「それってあなたの感想ですよね」

まさにコレ。

自分の理想とする姿を、若い世代に押し付けてはいけない。

今時の若い子らはすぐに心が折れる。忍耐が足りない。自分はこんなに辛かった。だからこそ、ナニくそと頑張ったんだ……。

昔はパソコンもスマホなんてなかった。情報が少ない時代じゃなかったからこそ、考える力がついたんだ。今の子達はすぐ検索する。自分で考えることを知らないのか。

目上の人に、こんなことを言われたことありますか？

私はあります。（もっと若かった頃にですが）

40歳を間近にして、自分が「若い世代」ではなくなった今、強く思います。

若い世代の子たちに、自分の人生をやり直させようとするのはやめよう。

価値観を押し付けるのはやめよう。

苦労を語りたくなるのは、共感してもらいたいし、褒めてもらいたいから。

こんな辛い環境で、よく耐えましたね！すごいですね！

こう、誰かに言ってもらいたいのだと思う。

苦労話を嬉々として語る大人には、なりたくないなぁ。

エネルギーあふれる子どもたちや、学生さんを見かけると、そんなことを思うのです。

二世帯同居の気苦労は、若いうちに買っておけばよかった。

正直つらいっす