発言内容には共感できるが人としては苦手・怖い人との付き合い方

1.人として問題があると感じた人とは深く関わるべからず

「この人、言っていることには共感できるし面白いけど、人間性には問題があるし怖いなー」と思う人、あなたの周りにいないだろうか。

いたら、仲良くしない方がいい。と僕は思う。

人は単純な生き物で、思想や主義が似た人間とは、仲良くしたくなる。隣の席に座った人がサッカー好きだとわかった途端、一気に親近感が湧く経験は、サッカーファンなら一度はあるだろう。
趣味思考や考え方が多様化している今の時代、似たような人を見つけると嬉しいものだ。

しかし、彼/彼女の人間性に違和感を感じたら、たとえ趣味や思想がそっくりでも、距離を置いた方がいいと思う。別に「マジキモいアル。二度と私に近づかないで」と言って縁を切る必要はない。ただ、仲良くするのは避けた方が良いということだ。

なぜか。理由は単純。
今は、思想が似ているから仲良くできているだけの可能性があるからだ。今後もしあなたとの間に思想のズレが生じたとき、人間性に問題のある彼/彼女は、あなたにとって巨大な厄介者となるからだ。

果たしてあなたは、彼/彼女と一切思想の食い違いなど生じない!と言えるだろうか? 言えるのなら別にご自由にどうぞ。そこまで自信があるのなら、それはそれで素敵だと思う。

ただ、大抵の場合、思想的な食い違いは生じる。普通の人なら、思想が食い違っても怒ったりはしない。せいぜい言い争う程度だろう。
だが、人間性に問題のある人間は違う。あなたを敵とみなし、発狂し、あなたに迷惑をかけることに全力を注いでくる。

だから、ダメなのだ。人間性に問題のある人間と付き合うのは。

例外も無きにしも非ず

もちろん、自分が彼/彼女の標的になるかもしへなくても、それ以上に彼/彼女と親密に付き合いたいというのなら、それはあなたの自己責任だし、別に良いと思う。アップル創業者のように、人格に問題のある偉人もいる。そういう、被る不利益よりも得る利益の方が明らかに大きい人となら、我慢してでも付き合う価値があるかもしれない。

まとめ

思うがままに書いてきたが、内容をまとめるとこうなる。

発言内容には共感できるが、人としては怖い、嫌いだ、と思う人には、近づきすぎない方がいい。今は同じような考え方を持つ仲間として仲良くなれるだろうが、考え方に齟齬が生じた時が、危険だ。そして、人間の考え方なんてものは、本や映画や友人の影響で、結構頻繁に変わる。

余談 蓮が大学時代にマジギレした話

僕は大学時代、ツイートするたびにとある友人からクソリプを送られるという悪夢のような経験をした。あれはかなり辛かった。サークルが同じで、趣味も似ていたから仲良くしていたのに、突然クソリプマンと化したのだ。
彼はその後、こう釈明した。「ごめん、あの時は色々あって心が荒んでたんだよ」

僕は笑顔で許しただろうか? とんでもない。僕はその場で「二度と俺に関わるな。次話しかけて来たらその場で絞め殺すからな」と言い放った。
いやいや、厨二すぎw と思った人もいるかもしれない。だが、僕はそんな過激な言葉を使わなければ気が済まないほど、彼を許せなかった。生半可な言葉では言い表せない怒りが、心の奥底に渦巻いていた。

たとえ精神状態が悪くても、真っ当な人間は親しい人に頻繁にクソリプを送ったりしない。機嫌が悪くて言葉遣いが雑になるくらいは誰にでもあるが、頻繁にクソリプを送るような人間は間違いなくクズだ。

しかし僕は、そんなクズと2年間親しくしていた。なぜなら、趣味や思想が似ていたからだ。
後になって思い出したが、仲良くなった頃から薄々、彼の人間性には多少の疑問があった。人の気持ちなど考えずに話すのだ。大して仲良くもないうちから二人称が「お前」なのも気になった。

思えば、彼の人間性に問題があると気づいた時点で、関係を深めないように気をつけるべきだったのかもしれない。今更書いても後の祭りだが、この経験をもとに学んだことが誰かの役に立てば幸いだ。

お金に余裕のある方はもし良かったら。本の購入に充てます。