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サッカー

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2020年5月の記事一覧

体育の授業で友人の山田にサッカーの醍醐味を知ってもらった思い出 【前編】

火曜日のサッカーの授業火曜日は1週間でもっとも待ち遠しい日だった。 2013年夏、高校生の僕は、火曜日の電車で武者震いをしていた。なぜならこの日の3限の授業は体育で、種目がサッカーだからだ。 幼稚園時代から触れてきたこともあり、サッカーは僕のNo. 1お気に入りスポーツだった。 「なんだか興奮してきたな」1限の日本史と2限の古典の授業中、僕は何度も1人でそう呟き、ニヤニヤしていた。 一日千秋。授業時間はあまりに長く感じられた。だが永遠に続くわけではなく、ついに2限が終わ

体育の授業で友人の山田にサッカーの醍醐味を知ってもらった思い出 【後編】

山田のプレーの変貌たった10分間のやりとりで、彼の動きは目に見えて変わった。 守備時は味方の隙を埋め、攻撃時は相手の隙を突く。常に周りを見渡し、自分の立ち位置を修正する。賢いサッカー選手の動きができていた。 確かにボールは奪えないし、まともにボールを蹴ることもできていない。相手選手にパスしてしまうことも何度かあった。ボールを持った時は、(言っちゃ悪いが)最低限のプレーに終始していた。 しかし前述したとおり、サッカーというスポーツは、ボールを持っていない時の動き(オフザボール

独断と偏見で選んだスーパーゴールベスト10 (感想つき)

スーパーゴールにはロマンがある。ここに挙げる10のゴールは、どれもロマンの塊だ。 タイトル通り独断と偏見で選んでいるし、そもそも全てのゴールを知っているわけではない。なので「なぜあのゴールが無いのか」とか「このゴール、そんなに凄いか…?」といった野暮な文句はやめてほしい。 10位 バンジャマン・パヴァールロシアW杯で生まれた、記憶に新しいスーパーボレー。逆サイドからのクロスに、フランス代表の右サイドバックが身体を斜めに傾けながら合わせた職人技。リプレーで観ると弾道のあまり

サッカー界よ、明日は我が身だと気づいてくれ。

はじめに 誹謗中傷による死5月23日、ネット上の誹謗中傷により1人の未来ある若手アスリート(芸能人)が亡くなった。リアリティショーでの言動について中傷する言葉を送りつけられ、精神を傷つけられたことが原因とされている。 彼女が最後に投稿した愛猫との写真を見て、あまりの虚しさと悲しさに涙が溢れ、怒りに拳が震えた。 韓国を例に幾度となく指摘されてきたSNSの闇が、ついに日本でも牙を剥いてしまった。何者でもない凡人たちの悪意が、有望なエンターテイナーを殺してしまった。信じたくないが

世界の名サッカー監督の特徴をまとめた

※ツイッターで公開したものとは少し内容が異なります。若干こちらの方が詳細です。 ジョゼップ・グアルディオラ (マンチェスター・シティ)偽サイドバック、低空クロスの多用、リベロ型GK、etc…といった数々の革新的な理論と戦術で革命を起こし続ける、サッカー界のスティーブ・ジョブズ(と僕は勝手に思っている)。 彼の率いた2010/2011シーズンのFCバルセロナは、シャビとイニエスタを中心に細かくパスを繋いで美しくボールを支配するサッカーで全世界に衝撃を与えた。圧倒的な強さをその

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サッカーの主なフォーメーション解説

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サッカーファンなら死ぬまでに一度は行きたいサッカースタジアム