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たまには立ち止まって、横を見てみようか。


走る  走る  走る


そんな思いばかり募って

想像の半分も進んでなくて

まさに、また、

今、そんな感じ。


「新和服」という新しいスタイルを創り出すことを決めてから、

私はそれを”諦めること”を「諦めている」。


やめてしまおうかなんて微塵も思わないし、

やりたい事も尽きない。


それでも、そんな時は、ほぼ周期的にくる。

走るためには補給が要る。

今回は、これも補給だったと思い出した話。





他愛のない話をした。


好きな漫画、キャラクター、最近観た映画。

今日美味しかったもの。昔やってた部活。

行ったことある場所。飼いたい動物。


私が今向き合う仕事とは一見関係ないように見えて

すごく大切な部分だったな、と。


数日経った今、唐突に思う。


服が好きなのも、世界観の構築が好きなのも、

生き物や、色んな文化が好きなのも、

全部全部、今までの私。


本当に久々に、

仕事も、夢も、関係なく

昔のことや、自分は何が好きだったっけ、

と考えて、

話して、

思い出した。


今これをやってます! 目標に向かってちゃんと走ってます!

そう・・・言わなきゃ、

…言えるように頑張らなきゃ。

気がつくと、肩に力が入っている。


好きだったもの、好きになったもの、ずっと変わらず好きなもの

「好き」の話には、「しなきゃ」の責任や義務、焦りを感じない。

純粋で、自然に、いつでもそこに居るエネルギー。


そんな他愛のない会話から、

好きを共有できるその時間が、

ふつふつと、温かく、

ゆっくりと満ちていく感覚。


やる気の取り戻し方も

モチベーションの上げ方も

毎度、はっきりとは分からないけど


「好き」を思い出すと、

大事なこと叫んでる  "すごく声の小さい自分"  を

また見つけられる。


そして、「好き」を「好き」でいるためには

「更新」が必要だから。


たまには立ち止まって

横を見てみようか。

走ってこぼれたものを拾って、

景色でも眺めて。


何気ない時間の、他愛のない会話。

満たされた理由を少し振り返り、

そう思ったのでした。



蓮目

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