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サラリーマンが占い師になった(3)

学ぶと習得は別のものです。
学ぶは受動的、受け身の姿勢では習得までには行き着きません。

自分の学んだことを人様に提供し、利益を得ると言うビジネスにするためには、学びの段階で終わらせることなく、習得まで自分自身をレベルアップさせる必要があります。

今ではそんな心得を胸に仕事に取り組んでいますが、若気の至り(若くもありませんでしたが)
ここに至るまでに海千山千が待っていたのでした(^▽^;)

動機は老後のため

いろいろなことを学び始めたきっかけは、手に職。
そろそろいい歳でしたので、定年後に何か自分でお金を稼げたらいいなーと言う軽い気持ちでした。

でも、様々ことを学び終えると、学んだことを実際に試してみたい!という欲求が湧き上がり、レンタルサロンを探し、モニターセッションを始めました。

手相の本はたくさん読んでいましたので、なんちゃって程度に手を見ることができました。ヒプノセラピーやヒーリングのモニターセッションをしながら、時々、ちょっとだけ人の手相を見ていました。今考えると、人様の手をみるなどと言うにはおこがましい・・・お粗末な知識でしたけれど。

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でも、楽しかったんです。
ヒプノセラピーやヒーリングをするよりも、手を見ている時間が。

手相学の学びの始まり

実は、本格的に手相占いを本格的に学び始めたのは、その頃です。
その後約1年、手相占いの本を何冊か出版している仙乙恵美花先生に手相占いの基礎を教えていただきました。

先生とはカルチャーセンターで知り合いました。その後、無理を言って週末個人レッスンを1日で2コマをお願いするというせっかちさ発揮のスケジュールでお願いし、途中、癌闘病を経て約1年で終了した次第です。

急がば回れ?

ともかく、レンタルサロンを借りて、会社員と週末セラピストのダブルワーキングがスタートしました。老後の手に職で学び始めた様々なこと。ちょっとのはずが熱が入りすぎて、スケジュールがどんどん埋まっていきました。

やがて、とうとう体が悲鳴をあげてしまい、まさかの癌宣告( ̄◇ ̄;)
でもね、「癌です」と病院で告げられた時、正直言って嬉しかったのです。

あ、これで会社が休める。
手相の本をたくさん読む時間が取れる。

これが私の心の声だったのでしょう。
大きな方向転換を促す止まれのサインだったのだと思います。

病気になるまで身体を酷使するとは・・・トホホ

持って生まれた気性でしょうか?
きっと、私の忍耐線が悪さをしているのだろうなぁ笑

私はなんてせっかちなのでしょう。

親譲りなのでしょうか? ・・・いえいえ
そればかりではなく、私の親指がそうさせているんだろうなぁ笑

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癌での約1ヶ月の闘病生活を経て、なんと!懲りない私は、また行動に出ます。

自分のサロンにする物件を探し始めたのです。
せっかちな私は、物件を見に行ったその日に契約。
何かに突き動かされている感覚でした。

週末起業がスタート!

本格的に週末起業がスタートしたのです。
場所は横浜市旭区。とあるデザイナーズマンションの一室です。

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起業に先立って闘病生活に入る前、2010年からブログを書き始めていました。

実は、のちにパームクリスタルというユニットを組む相方とはブログを始めた初期にブログ上で知り合いました。
全く面識もないのに、二人目のフォロワー(^▽^;)

当時のブログは、今のようにこんなにもセラピストや起業家の卵たちが活用する媒体ではありませんでしたが、起業をすることを告知すると、ブログで交流があったフォローワーの方や友人がお客様としてサロンに足を運んでくれました。

レンタルサロンで続ける選択肢もありました。
でも、お客様のプライベートな相談やヒーリングをする上で、どうしても個室が欲しかったのです。

自分の中で決めたことは・・・

賃貸しているサロンでの経費(家賃や光熱費)の分は、収入を得よう!

あくまでも等身大で。
サラリーマンを続けての週末起業でしたので、週末の仕事は、利益を得ることよりも、無理なく楽しく続けていくことが目的でした。もちろん、赤字にしないことは前提でしたが、不思議と毎月プラスマイナスゼロでした。

自分の城ができたことで、私の想いは起業に大きく傾きました。
そして、私の中でヒプノセラピーやヒーリング以上に手相愛が大きく大きく膨らんでいったのです。

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私を突き動かしたもの

行動力を促す気質や意識(=せっかちさ)は、手の以下の部分に現れています。

1)手の大きさ
2)指の長さ
3)知能線の長さ
4)親指の構造

私の場合、親指がそうさせているのでしょう。

でも、手の特徴以上に、私を突き動かしたもの
それは、手を見ることが大好きだ!という手相愛ともっともっと手を読めるようになりたい!という好奇心だと思います。

***

手相占いの勉強を一通り終えて、ここからさらに手の読み方を探求していくことになります。

学べば学ぶほど、大きな発見があり、多くの人の手を見れば見るほど、たくさんの人生に触れることができます。その全てが、手相学の真実へ繋がっているのしょう。

手相学の起源は古いです。古くから伝えられてきたものには人類の叡智が詰まっています。その真髄を知るためにはこれからも努力と経験が必要でしょう。

2016年8月12日 一般社団法人HASTA手相学研究所を設立。個人事業主から法人の代表理事となりました。

2017年4月 心理カウンセリングやライフコンサルティングとして活用する手相学として、特許庁より”HASTA”の商標登録を取得しました。

手を読む技術を一人ひとりの生きる力に

というキャッチコピーの元、さらに手相学を深め、多くの人の人生に寄り添えるよう精進していきたいと思います。


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HASTAオンラインページ


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