赤と黒の縦縞ユニを着て街を走ろう #コンサドーレユニラン部 の話

もうコロナだのCOVID-19だのっていう単語と付き合うようになって、かれこれ1年近く経つんですね。明日にはすぐにでも縁を切りたい単語だけど、どうやらもうしばらくは僕らの生活にまだまだしぶとく目の上のたんこぶとして残り続けるようです。困ったもんだ。

そんな中、長い中断期間もありつつも、2020年12月19日に2020年明治安田生命J1リーグが無事終了。長らく応援している僕の愛する北海道コンサドーレ札幌は12位でそのシーズンを終えました。

ミシャ監督も選手も、僕のようにコンサドーレを応援している人たちにとっても決して満足のいく結果ではなかったけど、今シーズンも要所要所で新しい景色を見ることができました。川崎や鹿島に勝つ日が来るなんて、誇張なく夢のようだと思いましたしね。すごいぞオールコートマンツーマン。まあ、名古屋あたりには、けちょんけちょんにやられたけど。

さて、前置きが長くなりましたけど、今日話したいのは、コンサドーレそのものよりも、コンサドーレを応援していることをアピールするある活動の話をしたくて、筆不精ながらnoteに久しぶりに書き込んだわけです。それは #コンサドーレユニラン部 の話。

#コンサドーレユニラン部 をはじめてみた

#コンサドーレユニラン部 は、僕が勝手にTwitterにコンサドーレを着て走った写真をアップする際に使ったハッシュタグです。

もともと時々ユニを着て札幌市内を走ってはいたんですけど、折角なので「好きなチームのユニを着て、街を走ることを、活動の一つとして広めることはできないだろうか?」と軽い気持ちでタグ付けて投稿しました。そしたら、

思いのほか、反応を頂けました。しかも道内だけでなく、全国各地からも。これは嬉しかったですね。そして、ユニ着て走る方、思った以上にいらっしゃるんですよ。僕も時々、マラソン大会に出場するんですが、赤黒縦縞のユニフォームを着て、走る方をよく見かけます。

特に夏に高い参加料を支払ってはるばるやってきた全国の選ばれしドMたちが集う北海道マラソンでは、コンサドーレだけでなく全国のJリーグサポーターの皆さんが集って、自分たちの愛するチームのアピールをするかの如く、札幌の街を走り抜けます。

コロナの影響もあって、今年はことごとく大規模なマラソン大会が中止になり、大会が開催されたとしても、オンライン化されて各自で走るスタイルになりました。それはそれでも良いんですが、またこうしてたくさんのコンサランナーと集って、夏の札幌の街を走る日が帰ってきて欲しいなと願う次第です。

ああ、けど新川通の往復13kmはマジでツラいんだよな…。

どうしてユニを着て走るのか?

どうしてユニを着て走るんでしょう?走るだけならユニじゃなくてもいいじゃん。KappaやMIZUNOのランニングウェアでもええやん。って話・・・にはならないんですよ。

それは、やはり「自分の応援するチームのユニフォームだから着て走りたい」んですよね。

自分たちの住む街を、あるいは別の街でも、自分の応援するチームのユニを着て、自分の愛するものをアピールする、これこそがユニを着て走る醍醐味だろうと、僕は思っています。

コンサドーレのユニを着た人が、街の風景として自然に馴染む…うん、馴染むにはちょっと主張の強い色合いではあるんですけど、とにかく自分たちの好きを見てもらいたい。そういう気持ちであることには変わらないんじゃないかなと思うのです。

かくいう僕は、以前は試合以外の日にユニを着るのに抵抗がある人間でした。なんというか、試合じゃない日にもユニ着てるのって、なんだかオンオフを使い分けていない感じがしていて、どうも性分的に受け付けませんでした。

けど数年前、たまたまランニング練習する際に、着るウェアを洗濯に出してしまっていて、ユニしかなかったときに、じゃあ着ていこうと思い、着て走ると、意外とそこまで必要以上に周りの視線を感じることなく、かつ全く見られていないわけでもない、微妙なんですが、個人的に違和感のない感覚で走れたことを覚えています。

そこから「ああ、なんだ、じゃあユニ着て走ればいいじゃん」と思って、そこから今に至る感じです。

結局、自分の気持ち次第でどうとでもなるということです(暴論)。

ユニを着て走ると応援してもらえる

ユニを着て走ることのもう一つの理由としては、率直すぎますが「誰かにその姿を見て応援してもらえる」ということです。

2017年にコンサドーレのユニを着て、北海道マラソンのフルマラソンを走りきれたのですが、その時は沿道にいた、同じようにコンサドーレを応援している多くのサポーターの人たちに励まして貰えました。

しかも至るところにいてくれるんですよね。その応援してくれる人たちが。

その人たちから「コンサドーレ頑張れ!」「行けSAPPORO!」とかチャントで励ましてくれたりとか。

この励ましのおかげで、止まりかけた足が再び動き出す。こう言っても信じて貰えるかどうかわかりませんが、冗談抜きでそういう体験をしています。

実際に僕の完走したタイムは、制限時間5時間の中で、ぎりぎり4時間50分くらいだったのですが、多分この応援がなければ、完走出来なかったんじゃないかなと思っています。

この「誰かに励まして貰える」という体験を、もっと多くの人たちにも体感してもらいたいと思っているのですが、それがまずはユニを着て走ること、なんじゃないかと思う次第です。

#コンサドーレユニラン部はじめてみて嬉しかったこと

反応を頂けた、というよりも、こういうツイートを見て、広めてみて本当によかったな、と思えましたね。

「ダイエット目的で走り始めた」「走っているときに声援をかけてもらえた」「目標としている距離に到達できた」こういうのを見ると、始めたことに対して、少なからずそういう方たちに充実した時間の一部を感じてもらえただろうか、と思います。

世代に幅はあるとは思うのですが、新しいことを初めて、それに対して励ましてもらい、そして達成感を得ることが出来る。

実は僕らくらいの世代(おおよそ昭和から平成初期頃生まれ)の人間だと、なかなかこういう体験って意外と出来る機会も少ないし、徐々に減ってくのが一般的なんじゃないかなと思うのです。仕事では上司や先輩として、家庭では親として等。

褒められることや、新しいことにチャレンジする気力や機会、まだありますか?(当然あればとても幸せなことです)

僕もこの #コンサドーレユニラン部 のタグを定期的にチェックしているのですが、距離の長さや走るペースにかかわらず、いろんな方が、走った!やりきった!というツイートを見て、ちょっとのきっかけだったけど、ツイートして良かったかな、と思っております。

#コンサドーレユニラン部 のこれから

と、ひとまず色んな方にご参加いただけた #コンサドーレユニラン部 ですが、丁度冬場を迎えて、今はJリーグ同様、事実上のシーズンオフを迎えています。さすがに雪積もっているとなかなかね…。冬用シューズ履いて走る猛者もいそうですけど。

来年のコンサドーレの布陣を想像しつつ、ユニランもどのように続けていこうかと考えています。

コロナはまだ来年も続きそうですし、大規模なマラソン大会の復活というのもまだちょっと予測は出来ないのですが、もし、オフラインでの大会が復活できれば、ユニランの人たちとまた集まって、スタート前に、互いの健闘を祈りたいですね。

今年のように集まっての大会が出来ないようであれば、何かしらオンラインでユニランデーみたいな感じで、走る日を作ってみても良いのかなと思っています。

(あとは、個人的にはオフシーズン、このタグを使ってジョギングやトレーニングの様子をツイートする選手が現れてくれたら嬉しいですねw いてくれたですけど。あ、CRCあたり是非どうでしょう。)

ひとまずは…

来年、新しいMIZUNOのユニを買って、シューズやウェアもそろえて、街を走る、ですかね?w

それでは、今年この活動に参加して頂いた皆さま、本当にありがとうございました!

来年も是非、よろしくお願いいたします。

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