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『蝦夷梅雨』はいらないなぁ

生まれた時から50年近く、場所は変われどずっと北海道に住んでいる。
10年ほど前からだろうか?『蝦夷梅雨』という言葉をよく聞くようになった。
子供の頃には全く聞いた事が無く、ここ最近、普通に話題に上るようになってきた言葉だが、一体、誰が何時頃から言い始めたのだろう?

夏場に気温が上がっても、湿度が低くカラっとした気候が特徴だった北海道。
涼を求めて夏の観光に来られる方も多いが、数年前に東京から来られた方から、「今日は気温も湿度も、東京とあまり変わらないね」と苦笑しながら言われた事が有る。

気候が変わってきた影響からか、ここ数年、空調が付いてるマンションやアパートが増えてきた。
真夏でも夜には薄い上着が欲しい日も多く、夜風が気持ち良かったり、以前は熱帯夜なんて殆ど無かったので、空調なんていらない環境だったのに。
変われば変わるものだわ・・・。

それでも、本州在住の方や本州出身の方から、「東京の都心部よりはマシ!」、「夏の関西を知らないだろう?」と言われた事も多々あるし、
元より、気温の高い日が本州に比べて圧倒的少ない。

また、北海道はかなり広いので、道央や道南でも気候が違うし、道東や道北になると「本当に7月なの?」という気温が続くので、話はちょっと違ってくるのだけれど。。。

久し振りに気温が25℃を超えた今日。
まとわりつくような湿度の高さに鬱陶しく思いつつ、『日本』という範囲の中で考えれば、かなり過ごし易い土地なのかもナ?
などと色々と思った次第。

いや、でも、何処に住んでいようとも、湿度が高いのはやっぱり苦手だナ(苦笑)

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