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その人の出せるmaxの力で推測(計画)するのって、おかしな事ではないのかな?


※注)こちらの記事に関して
5年程前に下書きをして一旦保留し、そのまま公開せずに保存してたものです。
スッカリ忘れていましたが、先日久々にログインして下書きを見つけ、
読んでみると「昔の自分って、いい事言ってんでない?」と思いまして。
かなり月日が経ってはいますが、時を越えて(?)公開することにしました。

果たして・・・?
現在、5年前の自分が想像していた感じになっているでしょうか・・・?

↓ここより下が5年前の自分が書いた文章となります↓

仕事の進め方で、前からずっと気になっていた事が有ります。

自分の持っている力(能力)を、フルタイム常に出せる人は居ないと思うんだけど、会社や仕事って、あまり時間をかけずに、短時間でベストな成果を求められますよね?

勿論、案件や状況によっては、長期的にじっくりと計画を立ててる事もあるでしょうし、大きなプロジェクトによっては時間をかけて動く事もあるでしょう。
ですが、世知辛い今日この頃、大抵の方が、時間をかけずに常に良い結果を出す事を求められていると思うんですよ。

でも有る時、「それって、陸上の短距離走選手に、『短距離走と同じペースでマラソンに出て欲しい』と言ってるのと似てんじゃないのかな?」と、思いましてね。

常に余力が有る人は意外と出来るかも知れない。
「やってみないと分からない」と、やってみたら案外出来てしまう人も居るかも知れない。
『火事場の××力』的に瞬発力で出来てしまう人も居るかも知れない。

でもね、人は生き物(いきもの)だから、ずーっとmaxの力を出したままで続けてゆく事は出来ないと思うんです。
いつかは疲癖してしまう。。。

調子の良い時も有れば、悪い時だって有る。
モチベーションも上がる時も有れば下がる時も有る。
体調が良い時も有れば悪い時だって有る。
集中力が沢山出る日も有れば、気がかりな事が有って集中出来ない日も有る。
どんなに生命力の溢れるパワフルな人だろうと、その人なりの“波”は必ず有るはずで。。。

どの位前からかは覚えていませんが、自分や周りの人の職場環境を見聞きしていると、『持てる能力をフルに出して、日々仕事をこなす』って話が殆どになっていました。
“少子化”により働き手が少なくなってきたのも有るからか、職場や会社側が『ソレ』を強く求めてて、仕事に費やす時間や人件費やその他を、そのmaxの状況でしか計算(換算)していない。
常にギリギリの状態でユトリが殆ど無い環境では、何かとギスギスしてしまい、人が疲弊してしまう。。。

「そんな事言ったって、会社は利益が優先!稼ぐ事が第一!!」と、言われてしまえばそれまでですし、自分は経営者では無いので経済や経営の事には疎いのですが、目先の利益を最優先にして“その次”を見ていない傾向で、世間や社会自体が動いている気がしてなりませんのよね。

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