ほら、私偉いから
「なんでパパについて行ってもらわないの!」
母から電話を受けての私の第一声でした。
吐き下しした次の日にクリニックに行き、ひとりで大きな病院へ行ったと電話をしてきたのです。
クリニックではすぐに大きな病院への紹介状を書いてくれました。
そのままクリニックからタクシーで直行すればいいものを脂汗を流しながら家に戻った母。
付き添いのいない往復20分をフウフウしながら歩いてしまったのです😨
そして、身支度を整え自宅から漸くタクシーを拾い紹介状を持って病院へ。
父に頼めば車で病院にそのまま行けたのに。
「ほら、私偉いから」
ひとりで行動したことを私にほめてもらいたかったらしいです。
全くほめられません💢
普段はどこへ行くのにも父に車を出してもらうのに、頼るべき時に頼らない。
どうして人という生き物はタイミングを間違えやすいのでしょう?
結局、母はそのまま入院。
「憩室炎だと思いますが、念のため入院をして検査をしましょう」
憩室炎とは大腸に部屋のように
いくつか凹みができ汚れがたまりやすくなる病気と簡単な説明を受けました。
「ウ〇コ部屋ができたのか」
病室で母と妹、父とひと笑いをして、
その日は帰りました。
4コママンガ「母の自慢にムカつく姉妹」
客を呼び込む客と自慢する癖がありました。
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