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仕事を任せるのがむずかしい・・・優先順位の付け方のコツ

「いろんな案件がいっぱいで、自分ではどうしていいかわからないんです」
「仕事をスタッフに任せることも難しいと感じてるんです」
「どんどん忙しくなるけど、なんとか間に合わせます」

ざわつきポイント

・自分だけでできることと、そうでないことを区別している?
・案件に優先順位をつけてすすめてる?
・なんとか間に合わせる。で質を保てる?
成功の必須条件は、助けを求めること!

今日じぶんがやらないこと

仕事を任せる。ってよく聞くけど言葉のニュアンスがいまいち。
仕事は『お願いする』ものだと僕は捉えています。

「任せる!」ってなんとなく偉そうな感じがして、僕も昔は仕事を周囲に分散させず、自分でちゃっちゃとやる方が早いと思っていました。
でもね、8時間で一人の人間ができることってあまりない。と気づくのにそう時間はかかりませんでした・・・

じぶんがやること、じぶんがやらないこと。を決めることがとっても重要。
そして、じぶんがやらないこと。のなかで他者にお願いすることを決める。
全部やろうとして一つも終わらない。なんて管理職になるとよくあります。
やれば終わり。ってタイプの仕事ではないから。

だからこそ、今日・今週・今月のうちで『重要性』と『緊急性』という視点から仕事に優先順位をつけることはとっても有効です。

アイゼンハワー・マトリクスを使ってみよう!

これは今じぶんが抱えている多くのタスクを『重要度』と『緊急度』という軸を使って4つに分類する方法です。

重要度:長期目標達成にどれほど貢献するか。
緊急度:すぐに対応が必要かどうか。差し迫っているほど緊急度が高い。

❶重要で緊急:すぐに取りかかり完了するべき案件。
❷重要だが緊急でない:将来的に大きな成果が得られる案件。長期目標。
❸緊急だが重要でない:差し迫って対応は必要。長期目標には貢献しない。
❹重要でも緊急でもない:時間があれば処理してもいいが基本やらない。

この中で、一般的に他者に依頼をする案件は❸と言われています。
僕は❷の一部も計画的にお願いや、助けを求めてほしいと考えます。
なぜなら、『役割』が人を育てると思うからです。

スタッフが育ったら任せよう。はだいたい思惑どおりにはいきません。
重要な役割をお願いすることで、やりがいや責任を持つことに繋がります。
これって、人が成長するために大切な栄養素だと思うわけです。

仕事を任せるのが申し訳なく感じるのは、任せようとしているものが重要ではない雑務だからでないでしょうか?
❷を任せることは、相手の成長を願い、挑戦の機会をプレゼントすることだと僕は考えています。

重要な仕事をやり遂げた。という成功体験を積んでもらいスキルアップの機会をプレゼントするってことですね。
周囲が成長することで、じぶんのやるべきことに使う時間も生まれてくるわけです。

早く、効率よく。だけが時間を生むとはかぎりません。
他者の成長に時間を投資してみてはどうでしょうか。

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