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どうしたらうまくフィードバックできる?

新米リーダーがなやみはじめる季節となりました。

「ちょっと気になることがあるんですが、こわくて伝えられません。」
「少しだけ伝えてみたら明らかに不機嫌な反応が見られて・・・」
「どうしたらうまくフィードバックできますか?」

ざわつきポイント

・関係性がこわれるという前提の思い込み
・「ダメ」なことだという判断をふくめている
・はなしを受け取らずすねる。のは相手側の課題でもある
傷つける、ダメなこと、関係がこわれるなど勝手な思い込みがないかな??

フィードバックの目的はなに?

ズバリ、相手の成長・パフォーマンスを高めるためのものです。
責めたり文句を言ったりするような行動ではないということです!

「どんな反応が返ってくるかな?」
「悲しくさせたらどうしよう?」
みたいなことで言うのをやめる。という場面をよく見ます。

プライベートで友達同士。ならまだわかります。
べつに成長してくれなくても、居心地がよければいいわけですし。

ただ、仕事というフィールドでこれは無しです。
『しごとを通して、相手のこれからの人生がよりいい方向にいくように。
今つたえるべきことを受け取りやすい形で相手に返す。ことが正義だと僕は思います。

ポイント

①「いい」「わるい」の判断は混ぜない
②解釈がブレないくらい具体的にする
③褒める、承認する。をストレートパンチ前のジャブに使う
④フィードバックに対して相手が感じたことを聞く
⑤確実にフォローしていく姿勢はくずさない

上記②~⑤はどちらかというとスキルの要素がおおきいので知って経験すれば誰でも出来ます!
問題は①です。

何がムズいかって、「いい」「わるい」とか価値観に触る部分は無意識なことがとっても多いからです。
どんなに頭で気をつけていても表情に出てしまっていることもあります。

①の練習は、ひたすら相手や周りに自分の態度がどのように見えたかフィードバックをもらうことが必要です!

相手の反応が戦闘モードになった時、もしかしたら先に自分が戦闘モードでだったかも・・・というふり返りができるとGOOD。

相手の成長はじぶんの成長

相手の成長を願ってフィードバックしたときの、相手のきづき。
そこから生まれる自分にはない価値の創造

「そんなふうに感じたんだ!」
「そんな方法を思いついたんだ!」
「想定していた何倍もすごいことやり遂げた!」

相手をしんじて、勇気をもってフィードバックしたリターンは自分にも価値のある学びをくれます。

人がすすむ、変わる、成長する。そんな人生の大切な場面にポイントで関われることってすごく貴重なことだと僕は考えています!

新米リーダーたちには、こんな場面にたくさん出会えるよう、フィードバックから逃げずにいってほしいと願っています。

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