天皇賞秋 出走馬個別メモ アドマイヤハダル


アドマイヤハダル

【競走馬特性面】

M2 【SP持続力・後半型】【後半型】【前後半型】【持続型】
【専用メモ】
SP持続力型 末脚持続型
【所感メモ】純粋な加速勝負になると? ワンターン向き 後半SP持続力型? 後半型の競馬に転じて進境見せつつあり
【最終更新日】2023.10.10

【前走結果・レース展開】

毎日王冠・4着(0.1秒差)
S(スロー)後半型 SP持続型 47.9-45.8
 
前半は少し緩めの流れから中盤以降は最後まで11秒台半ばを連発するSP持続力勝負の展開。当然高いレベルでSP持続力を問われているが、加速そのものは問われていない。展開上位馬に関しては4角からのコース取りと馬群の捌きが明暗を分けた内容

【前走予想コメント】

復調は確かで・割引必要なデキ
【調教】余裕ある動き
【事前予想】SP持続力の高さは魅力だが、やはり上位人気馬との力関係をどう見るかがカギになる。スローの流れになるとキレ負けする可能性があるので、やはり平均寄りの流れが理想的か

【前走決め手】

後方から直線伸びきるも差し届かず・後半型の競馬で進境見せ

【前走個別レース回顧】

発馬五分も下がる形になって後方からの競馬。道中は終始後方2番手で控える形で、3~4角は内々を回って4角から直線入口でスムーズに大外に持ち出して直線へ。直線は半ばで追われると大外からグンと加速を見せて一気に中団外目まで押し上げると、最後1Fもグイグイと伸びて先頭に迫る勢い。しかしゴール前で僅かに甘くなったところを内と外から2.3着馬に強襲されるような形で4着止まり。

まぁ最終的に先行した勝ち馬を捉えきれていないし、2.3着馬のG1馬相手に接戦の内容と言ってもその2.3着馬は包まれて差し遅れの感があった内容。ここでの0.1秒差4着はそこまで高い評価という訳にはいかないが、それでも後半型の競馬に徹したおかげで後半要素で一気に進境を見せた内容。直線入口から大外に持ち出す形だが、進路取りそのものがスムーズだったし、スピードに乗せ切っての直線へと進入で上がりは最速の33.1秒をマークしている。最後1Fからゴール前にかけては流石に切れ味のある馬にしてやられた恰好だが、それでもこの内容なら後半のSP持続力勝負で戦えるめどがついた内容だろう。

【前走関係者コメント】

(田辺裕信騎手)「接戦のなか分の悪い4着だったけど、力のあるところを見せてくれました。いつもよりポジションは後ろになったけど、直線の反応は良かったし、これまでと違う面を見せてくれました」

【2走前結果・レース展開】

関越S・2着(0.1秒差)
M(ミドル)平均型 瞬発型 46.2-45.9

【2走前予想コメント】

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【調教】---
【事前予想】---

【2走前決め手】

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【2走前個別レース回顧】

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【2走前関係者コメント】

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【3走前結果・レース展開】

鳴尾記念・3着(0.1秒差)
M(ミドル)平均型 SP持続型 59.6-59.5
 
平均ペースのSP持続力勝負の展開。道中は終始11秒台後半の流れで、純粋なSP持続力勝負となった中で4角からの加速と最後1Fの持続力が問われる形

【3走前予想コメント】

使いつつ復調・条件良い
【調教】徐々に良化見せる
【直前・変わり身診断】A・集中力が感じられ、フットワークも伸びやか

【3走前決め手】

4角でワンテンポ仕掛け遅れるも・持続力を生かし切る形で

【3走前個別レース回顧】

発馬五分から好位集団の後ろを追走。道中は好位後ろから中団前目でレースを進めて、3角で馬群の中目からジワッと押し上げを開始。しかし4角で少し包まれ気味になって少し待つ形から直線序盤で外目持ち出して追い出しを開始。しかし追い出されてから他馬との違いを作れなかったが、最後の1Fで他馬が苦しくなったところをしぶとく伸びを見せて前との差を一気に縮めてくる。ゴール前は上位2頭に詰め寄ったものの勝ち馬には0.1秒差、2着馬にはクビ差及ばずの3着まで。

好位後ろから中団前目の絶好位で流れに乗って直線はしぶとく伸びきる形。4角で少し包まれ気味になっていて、そこでワンテンポ以上仕掛けを待つ形になったのは多少響いているかなという内容。ただそこまで致命的なものでは無かったし、直線序盤~半ばでは加速面で他馬との違いを作れていないので結果は大きく変わらなかった可能性はある。平均ペースの中で鋭い加速を問われずに持続力勝負寄りになったのは向いたと思うし、阪神の2000mは結構合うタイプなのだろう。

【3走前関係者コメント】

(岩田望来騎手)「2、3番手の馬を目標に運んで、勝ち馬に早めに動かれてしまいました。そこで仕掛けが遅れてしまいました。状態は戻っていると思います」

【天皇賞秋に向けてのポイント】

前走の毎日王冠では後半型の競馬で後半SP持続力勝負で戦えるメドをつけたものの、G1の舞台でどこ迄やれるかは未知数。現状ワンターンの競馬は向いていそうだし、比較的相手なりには走れるタイプ。極端な加速を問われない展開なら出番があるかもしれない。

【注意事項】
前走予想コメントは専門誌のものですが、事前予想、★欄のコメント、競走馬の前走決め手、前走個別レース回顧は私個人の見解のものです。また前走決め手、前走個別回顧、前走関係者コメントは過去にレース回顧で掲載されたものです。

また前走が海外競馬、地方競馬、重賞以外のレースに出走していた場合、前走決め手、前走個別回顧、前走関係者コメントの掲載はありません。また一部の重賞競走ではレース回顧をしていないケースもあり、その場合も決め手、回顧、関係者コメントは掲載しておりません。

☆競走馬特性面についての注意事項


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