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マイルCS 2023 予想 ◎ジャスティンカフェ


今年は京都競馬場での開催。京都のマイルはコース形態上からの平均寄りの流れからのSP持続力の展開になりやすく、G1で出走メンバーが出揃うという事になるとかなりハイレベルなSP持続力となりそうな感じ。それでも近年は意外と後半勝負に徹したタイプの馬の好走例が少なく、ある程度前半のスピードに乗っての後半の総合力勝負となりやすい印象。平均寄りの流れに対応出来ることが最低条件となるものの、その中で高いレベルで後半総合力を引き出せるかどうかが鍵になると見る。

更に今週は週末の降雨の影響も多少なりとも考慮に入れる必要もある。まあ先週の時点で既にちょっと時計が掛かる感じもあったし、例年のような高速馬場になるかどうかの見極めも重要。今回は高速馬場を大いに得意としている人気馬もいるし、少し時計が掛かって出番がある有力馬もいる。どちらに分がある馬場になるかも大きなポイントになるかもしれない。

本命は◎ジャスティンカフェとしたい。
前走の毎日王冠はスローペースの後半要素の勝負で見劣りの感があったし、ちょっと極端な位置取りも影響した感じで7着。平均ペースでの好走実績は多いので今回の舞台なら強く推せる馬。昨年のこのレースでも直線で進路取り噛み合わずの内容で脚を余しての0.4秒差6着で、今回の相手でも十分にやれる下地は見せている。当然マイルへの距離短縮そのものは好都合とも見れるし、平均ペースの中で上手く前後半のバランスを取って位置取りとコース取りさえ噛み合えば勝ち負けまであっていいと見る。

ただ相変わらず出負けや二の足が効かず…という前半要素の課題を抱えている点が気がかり。前走の毎日王冠を見ても後ろ過ぎると差し切るのは難しいし、元々使える脚が短いタイプだけに位置取りにシビアな馬。勝負所の3角までのある程度の位置取りは確保して頂きたいもの。

ただ前述のように平均寄りの流れになりやすい舞台、マイルへの距離短縮、昨年のマイルCSでの内容と着差を考えると今回は結構押せる要素は揃っている感がある。時計が掛かりそうな馬場そのものも向くだろうし、前日の時点で7~8人気と低い人気ではあるが思い切って本命に抜擢してみたい。

相手は最内枠に入ってしまったのがどう出るかだが○ソウルラッシュを。
昨年はレース運びとコース取りがシッカリと噛み合った内容だったが、それでもスローの加速勝負という展開の中で加速力で他馬に見劣った形で0.3秒差4着。まあ流れる展開になれば結果は替わってくると思うし、ちょっと時計が掛かりそうな馬場は合いそうなところもプラス要素。今回は最内枠なので昨年以上に位置取り、コース取りが重要になるが好調の鞍上(J・モレイラ騎手)の腕を頼りに上位への進出を期待したい。

迷った3番手候補には▲ナミュールを指名。
前走の富士Sは相手関係で少し楽だった事や、それなりに噛み合った内容ではあるものの、それでも平均ペースの適性の高さと後半要素の高さを見せた内容になる。春の安田記念(16着)は発馬直後の接触と直線で挟まれる不利。ヴィクトリアマイル(7着)も発馬直後に両サイドの馬に激しく擦られる不利があって不完全燃焼の結果だった。今回の大外枠は一件不利のようにも見えるのだが、発馬後の不運が絶えない馬だけにこの大外枠はむしろ好都合と捉えて3番手としたい。

連下候補には安田記念2着、昨年のこのレースの覇者である事を認めて△セリフォス。できれば高速馬場になってほしいが現状の馬場を考えると…という感じの△シュネルマイスター。本来はペースの緩急が少ない形でパフォーマンスが挙げて来る印象の△エルトンバローズ。平均寄りで流れる展開に?がつくも距離短縮と少し時計を要すする馬場になって浮上の余地を残す△ダノンザキッドまでを候補としておきたい。

◎ジャスティンカフェ
○ソウルラッシュ
▲ナミュール
△セリフォス
△シュネルマイスター
△エルトンバローズ
△ダノンザキッド

【買い目】
馬連:◎○▲ BOX
三連複:◎○▲軸 △流し


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