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マイルCS 2023 出走馬分析(無料版)

★この記事は11/15木曜日の20:00時点で作成したものです。出走各馬の競走馬特性面は従来の枠順通りの掲載ではありませんので予めご了承下さい。


【京都・芝1600m】

スタート地点は向正面の2角のポケット地点。3角までは一直線で距離は約700m。向正面半ばからは徐々に坂を上り3角で頂上を迎え、そして4角にかけて下るというコース形態。ただ高低差は約4.3mある勾配はキツい印象で、3角の坂の上りと下りでのリズムは比較的重要になる。直線平坦で長さは約400mあるが、直線入口で内回りコースの合流部分の広い所を衝いてのイン突きを狙えるコース形態でもある。3角での勾配があるものの基本的にワンターンの走りやすいコースで、下級条件でもそれなりに澱みの無い流れからの直線の加速勝負という形になりやすい。

【マイルCS レース傾向詳細】

コース形態上は平均寄りの流れからの直線加速勝負の形になる事が多い。ただG1レースという事もあって前後半のバランスは46.5-46.5に近い形になりやすく、その中で直線で更に加速を問われるハイレベルなSP持続力勝負となる傾向にある。それでも3角手前で僅かながらにペースが緩む傾向にあって、そこから3角の下りを利用して直線に向くので、やはりスピードの持続力と直線の加速という後半の総合力勝負が求められるレース。要は前半のスピード要素を生かし切りたい馬(前半型)、後方待機からの後半勝負に徹する馬(直線勝負型)は意外と苦戦している印象あり。ある程度流れに乗れた上で高いレベルで後半要素を引き出せるタイプに注目。

過去10年平均ラップ推移

過去10年平均ラップ推移

過去10年PCI平均値

過去10年PCI平均値

【推奨タイプ】

後半型
SP持続力・後半型
SP持続力・総合万能型
SP持続力・一瞬加速型

イルーシヴパンサー SM2

【競走馬特性面】

【SP持続力・後半型】【後半型】【加速型】【直線加速型】
【専用メモ】ゲート課題 二の足遅い 東京向き
【所感メモ】狭い所からでも抜け出せる反応と加速力は魅力
【最終更新日】2022.8.15

【前走結果・レース展開】 
富士S・4着(0.7秒差)
M(ミドル)平均型 SP持続型 45.2-46.2
【前走決め手】
中団前目追走も直線伸びあぐねた感・流れ乗って末脚削がれる?
【前走関係者コメント】
(岩田望来騎手)
「いつもと違う競馬で踏ん張ってくれました。年を重ねて切れが見られなくなっているので、この競馬が次につながればと思います」

【マイルCSに向けてのポイント】

マイル実績は豊富も良績が左回りに集中しており、右回りの京都コースの対応が最大のカギ。相手関係、時計面を考えても強調できる要素は少ない印象だが、少し時計を要する馬場になって僅かに浮上の余地を残す。

エエヤン MH1

【競走馬特性面】

【SP持続力・標準型】【前後半型】【万能型】【要所加速型】
【専用メモ】先行力 加速、SP持続力兼備型
【所感メモ】SP持続力は高め 速いラップの対応はまだ未知数
【最終更新日】2023.4.10

【前走結果・レース展開】 
毎日王冠・8着(0.6秒差)
S(スロー)後半型 SP持続型 47.9-45.8
【前走決め手】
好発、好位追走・直線伸びきれず・後半要素で見劣り、完敗
【前走関係者コメント】
(M.デムーロ騎手)
「ゲート裏では落ち着いていたが、道中の行きっぷりが良すぎて、ちょっとスタミナがなくなってしまった。とてもいい馬なんですけどね」

【マイルCSに向けてのポイント】

前走の毎日王冠では後半要素で見劣って完敗の感。現状ではある程度流れる展開の中でP持続力を生かし切るほうが良さそうだし、前目で立ち回りが嵌れば多少の期待はしていいかもしれない。ただ高速馬場や速いラップの対応が鍵になると思う。

エルトンバローズ SM1

【競走馬特性面】

【SP持続力・一瞬加速型】【後半型】【前後半型】【加速型】【要所加速型】
【専用メモ】反応 加速良 後半SP持続力型
【所感メモ】総合力勝負型? コーナー加速型? 左回り未知数
【最終更新日】2023.7.3

【前走結果・レース展開】 
毎日王冠・1着(-0.0秒差)
S(スロー)後半型 SP持続型 47.9-45.8
【前走決め手】
直線でSP持続力の高さ見せる・コース取り、開幕週の馬場が向く
【前走関係者コメント】
(西村淳也騎手)
「乗っていた感じは外が優勢かなと思っていましたが勝ててうれしいです。(コンビを組んで)4戦目ですが、本当に一戦一戦、力を付けています。すごいメンバーで戦わせてもらって、エルトンバローズの経験値も上がると思いますし、今後が楽しみです。どんな競馬でもできますし、仕掛けたらビュンと行く。今日は無理に追走せず、あの子のリズムで行きました。直線は前さえ開けば伸びてくれる手応えでした。3歳で伸びしろしかない。楽しみな一頭に出会えました。成長力がすごくて、大きい舞台でも勝ってくれると思うので応援して下さい」
                                            (杉山晴紀調教師)「レース前は半信半疑でした。というのも、中京2200mの時(未勝利戦で9着)のイメージがあって、距離と左回りに関して信じられない自分がいました。しかし、そんな自分が申し訳ないくらいに強い競馬をしてくれました。動きを見てもかなり良かったように出来はとても良かったですし、力をつけています。前走から一気にレースレベルが上がって、本来なら跳ね返されるものですが、このメンバーを相手によく勝ち切ってくれました。西村騎手とはこれで4戦4勝。この馬のことをよくわかっていますし、彼の競馬に対する姿勢にも頭が下がります。結果を出すことで、西村騎手も厩舎もさらに成長していけると思います。次走については、今回しっかりと仕上げたので、馬の様子を見ながらベストなレースをオーナーと相談したいと思います」

【マイルCSに向けてのポイント】

4連勝で毎日王冠を制しておりその勢いは警戒。ただG1レースだけに相手はさらに強化されるし、マイル戦でのスピード勝負にも若干の不安を抱える点をどう見るか。ただタイプ的には総合力型の雰囲気を持っていて、ペースの緩急が無い展開で僅かに浮上の余地を残す。

シュネルマイスター SM2

【競走馬特性面】

【SP持続力・後半型】【後半型】【加速型】【直線加速型】
【専用メモ】瞬間的な加速は抜群
【所感メモ】追われてからの反応で進境みせつつあり 仕掛け処から進路にスムーズさは欲しいタイプ 一瞬の加速で勝負を決めたいタイプ?
【最終更新日】 2023.10.9

【前走結果・レース展開】 
毎日王冠・3着(0.0秒差)
S(スロー)後半型 SP持続型 47.9-45.8
【前走決め手】
直線半ばまで進路取りに苦労・鋭い加速でG前猛追も届かず 
【前走関係者コメント】
(C.ルメール騎手)
「休み明けでしたが、すごくいい脚を使ってくれました。普段より手応えが良かったぐらいです。すごくいい反応をしてくれて次走が楽しみです」

【マイルCSに向けてのポイント】

マイル実績は最上位であり、ここでも主役格の馬になる。瞬間的な加速力の高さが最大の武器だが、G1になると進路取りや仕掛けの問題で差し届かず…という形で惜敗の連続。得意の高速馬場で高い次元のSP持続力を出し切れれば勝ち負けは必至かも。

ジャスティンカフェ M2

【競走馬特性面】

【SP持続力・一瞬加速型】【前後半型】【後半型】【加速型】【要所加速型】
【専用メモ】出負け癖 末脚安定傾向 前後半バランス型
【所感メモ】使える脚は短め 平均ペース向き 純粋な後半要素の勝負に? 
【最終更新日】 2023.10.10 

【前走結果・レース展開】 
毎日王冠・7着(0.5秒差)
S(スロー)後半型 SP持続型 47.9-45.8
【前走決め手】
最後方待機も直線最後伸びきれず・Sペースで後半要素で見劣り? 
【前走関係者コメント】
(横山典弘騎手)
「よく頑張っている」

【マイルCSに向けてのポイント】

前走はスローペースの後半要素の勝負で見劣りの感があったし、マイルへの距離短縮そのものは好都合かもしれない。昨年も直線で進路取り噛み合わずで脚を余した内容で0.4秒差。出負け癖もあって前半要素の課題克服が前提となるも、前後半のバランスが取れた中で位置取りとコース取りさえ噛み合えばここでも通用の下地はある。

セリフォス SM2

【競走馬特性面】

【SP持続力・一瞬加速型】【後半型】【加速型】
【専用メモ】瞬発力型 後半特化型
【所感メモ】掛かり癖 使える脚は限定的の可能性あり
【最終更新日】2023.5.29

【前走結果・レース展開】 
安田記念・2着(0.2秒差)
M(ミドル)平均型 SP持続・瞬発型 46.0-45.4
【前走決め手】
直線序盤~半ばで包まれ気味も・好位追走で末脚引き出せず?
【前走関係者コメント】
(D.レーン騎手)
「いいスタートを切って、道中も手応えがよく、リズムがよかった。いい展開でした。馬の反応もよかったし、(前走の)ドバイの時よりもいい脚を使ってくれたが、外からスペシャルな馬がきて負けてしまいました。いい競馬ができたが、結果だけが残念です」

【マイルCSに向けてのポイント】

昨年の勝ち馬で安田記念も2着の実績があり、マイル路線の最有力馬でもある。加速力に優れたタイプだが使える脚は限定的なタイプで、当然立ち回りと脚の使い処が鍵になる馬。昨年は阪神コースだったが、京都コースへの対応力が大きなカギとなる。

セルバーグ MH1

【競走馬特性面】

【SP持続力・前半型】【前半型】【前後半型】【持続型】【要所加速型】
【専用メモ】先行力 持続型
【所感メモ】淡々とした流れ向き 後半型の競馬に? 
【最終更新日】2023.7.24
 
【前走結果・レース展開】 
関屋記念・8着(0.6秒差)
S(スロー)後半型 SP持続・瞬発型 46.5-45.6
【前走決め手】
主導権握る・最後1F脚色鈍る・後半型の競馬(直線加速戦)に?
【前走関係者コメント】
(吉田豊騎手)
「包まれたくなかったので出して行ってリズム良くいけた。早めに動いたが、後ろも早めにきた。輸送でテンションが高かったが道中のリズムは良かったし、こういう競馬を続けていければ」

【マイルCSに向けてのポイント】

明確に前半型の競馬で強みを引き出すタイプで、今回の出走メンバーでは唯一の存在。後半型の競馬に持ち込んでは分が悪いのが目に見えており、当然今回も前半型の競馬での勝負が濃厚。ただG1の舞台とこの相手関係で前半型の競馬でどこ迄やれるか…という感じはある。

ソーヴァリアント SM1

【競走馬特性面】

【SP持続力・持続型】【後半型】【万能型】
【専用メモ】展開対応力高い SP持続力型
【所感メモ】本質的に持続型もSペースなら加速を引き出すことも
【最終更新日】2022.12.05 

【前走結果・レース展開】 
富士S・3着(0.6秒差)
M(ミドル)平均型 SP持続型 45.2-46.2
【前走決め手】
中団追走から最後1Fバテ差しで浮上・上位馬とは差のある内容で 
【前走関係者コメント】
(池添謙一騎手)
「ゲートは普通に出てくれたが、その後、ペースが流れてイメージより後ろになってしまった。切れる馬にやられたが、しぶとく脚を使って頑張ってくれた。初めてのマイル重賞で戸惑いもあったと思うが、この経験が次に生きれば」

【マイルCSに向けてのポイント】

ここ2戦で連続3着と復調気配は明らか。ただ上位とは差のある3着だし、本質的なマイル適性に関してもまだ懐疑的なところがある。マイルの一線級が集まるこのレースでどこ迄やれるか…。

ソウルラッシュ MH2

【競走馬特性面】

【SP持続力・標準型】【前後半型】【後半型】【持続型】【重馬場】
【専用メモ】重馬場 SP持続力型
【所感メモ】速い脚は無く 高いレベルでワンパンチ不足?
【最終更新日】2023.4.24

【前走結果・レース展開】 
京成杯AH・1着(-0.0秒差)
M(ミドル)平均型 SP持続型 45.8-45.8
【前走決め手】
好発から終始スムーズな競馬・純粋なSP持続力勝負で格の違い見せ
【前走関係者コメント】
(松山弘平騎手)
「59キロというハンデを背負って、差し切って、強い競馬でした。ある程度いい位置を取りたいと思っていた中で、しっかりとスタートも決めてくれて、いいポジションで競馬を進めることができてよかったです。前走の安田記念より良くなっているなと思っていましたが、まだまだ良くなる馬です。次にいい形でいければなと思います」
(池江泰寿調教師)「安田記念の時も悪くはありませんでしたが、溌剌とした感じがありませんでした。今回も調教ではそれ程弾ける感じではありませんでしたが、安田記念の時よりは良くなっていました。中山も良かったと思います。この後は香港も視野に入れながら、富士ステークスを使うのかマイルチャンピオンシップに直行するのか考えたいと思います」

【マイルCSに向けてのポイント】

緩い流れの後半勝負になると分が悪そうだが、平均持続ラップの中ではある程度他馬との違いを引き出せる印象。特に前走の京成杯AHは59キロの斤量を背負っての内容は評価できる。それでも常にワンパンチ不足する印象は拭えないが、純粋なSP持続力勝負の展開で浮上の余地が合っていい。

ダノンザキッド SM1

【競走馬特性面】

【SP持続力・後半型】【後半型】【前後半型】【持続型】【直線加速型】
【専用メモ】持続性の脚 流れる展開に?
【所感メモ】使える脚は意外と短い? コーナーの加速に? 直線加速型? 
【最終更新日】2022.2.28

【前走結果・レース展開】 
宝塚記念・13着(1.4秒差)
M(ミドル)平均型 後半SP持続型 58.9-59.9
【前走決め手】
好位内目追走・4角置かれ気味・直線半ばで一杯、余力ナシ
【前走関係者コメント】
(北村友一騎手)
「スタートした雰囲気はすごく良かったですが、1コーナーで狭くなって力む面はありました。その後は落ち着いて力みも取れましたが3、4コーナーで頭が上がって息切れする感じ。距離の壁もあったのかなと思います」

【マイルCSに向けてのポイント】

昨年は直線での複数回のゴチャつきで多少なりとも影響を受けた形でも2着。当然今年こその期待はかかるが、流れる展開を追いかける形に若干の不安を残すタイプ。昨年同様に緩い流れで直線の加速で他馬との違いを作り出せれば出番が合っていい。

ダノンスコーピオン M2

【競走馬特性面】

【SP持続力・一瞬加速型】【前後半型】【後半型】【万能型】
【専用メモ】加速良 高い次元のスピード持続力
【所感メモ】前後半のバランス問われる形が理想?
【最終更新日】2022.5.9

【前走結果・レース展開】 
中京記念・12着(1.2秒差)
H(ハイ)前半型 SP持続・失速型 45.9-47.1
【前走決め手】
出負け(他馬と接触)後方待機・4角外回る・直線伸びず
【前走関係者コメント】
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【マイルCSに向けてのポイント】

元々高い次元のSP持続力に対応できる馬で、スローの流れで後半要素の勝負になると分が悪いタイプ。平均持続ラップの展開なら巻き返しの可能性があると見たいが、近走の内容が少し悪すぎる印象あり。京都のマイルで劇的な復活劇を期待できるかどうか…。

ナミュール M2

【競走馬特性面】

【SP持続力・後半型】【後半型】【万能型】【直線加速型】
【専用メモ】出負け癖 加速良 後半SP持続力型
【所感メモ】出負けと前半要素の課題は解消されつつあり 以前は瞬発力勝負型(加速型)に見えたが、最近は後半SP持続力型へと変わりつつある印象
【最終更新日】2023.6.5

【前走結果・レース展開】 
富士S・1着(-0.2秒差)
M(ミドル)平均型 SP持続型 45.2-46.2
【前走決め手】
直線で加速の違いで勝負を決める・Mペース適性の高さ見せる
【前走関係者コメント】
(J.モレイラ騎手)
「VTRを見てそこまで瞬発力があるような馬だとは思わなかったけど、スペースができてからは素晴らしい瞬発力で、強い馬の勝ち方をしてくれました。前半がまずまずペースが流れて、後半はスローダウンするところがあったけど、そのときもスッと反応してくれました。最後に後ろから差してきたけど、余裕があったし、差されない自信がありました。きょうのレースを見ると、もっと大きいレースを勝っても全く驚かないポテンシャルがあると思います。(今年2度目の短期免許)初日から重賞を勝つことができてうれしい。ビッグスマイルできょうは帰ることができます」

(高野友和調教師)「良い状態だと、こういうパフォーマンスのできる馬です。持っている能力は高く、マイルから2400mまで距離のレンジも広いです。色々な選択肢があると思うので、今後についてはクラブとも相談していきたいと思います。ぜひとも勲章をつけてあげたいですね」

【マイルCSに向けてのポイント】

前走の富士S快勝で復活の狼煙をあげる形。現状ではペースの緩急がある形や鋭い加速を問われる形よりも、純粋なSP持続力の展開の中で強みを発揮できる印象。京都マイルで得意のSP持続力の展開になれば当然出番があると思う。

バスラットレオン M1

【競走馬特性面】

【SP持続力・一瞬加速型】【前半型】【前後半型】【持続型】【要所加速型】
【専用メモ】ゲート安定 先行力
【所感メモ】コーナー、直線入口で後続を突き放す形が理想形
【最終更新日】2021.4.11 

【前走結果・レース展開】 
JBCスプリント・7着(--)
【前走決め手】
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【前走関係者コメント】
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【マイルCSに向けてのポイント】
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ビーアストニッシド SM1

【競走馬特性面】

【SP持続力・一瞬加速型】【後半型】【前後半型】【万能型】【要所加速型】
【専用メモ】最後1F詰め課題 使える良い脚は短い
【所感メモ】要所の加速で他馬との違いを作りたいタイプ
【最終更新日】2022.2.14

【前走結果・レース展開】 
カシオペアS・10着(0.5秒差)
H(ハイ)前半型 直線緩急型 45.6-47.1
【前走決め手】
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【前走関係者コメント】
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【マイルCSに向けてのポイント】

マイル戦の実績に乏しく、G1という舞台で相手関係を考えてもかなりの苦戦が予想される。ただ3走前のマイラーズCではゴール前で立ち上がる不利ありで0.3秒差の6着。マイラーズCは高い次元のSP持続力勝負でもあったし、その中で不利有の0.3秒差の内容だけが唯一の強調材料になる。

マテンロウオリオン M2

【競走馬特性面】

【SP持続力・一瞬加速型】【後半型】【加速型】【要所加速型】
【専用メモ】使える末脚は限定的
【所感メモ】高速馬場の対応には限界が?
【最終更新日】2023.4.24

【前走結果・レース展開】 
富士S・5着(0.8秒差)
M(ミドル)平均型 SP持続型 45.2-46.2
【前走決め手】
勝負所から終始包まれ気味だが・G前でバテ差しで掲示板確保の感
【前走関係者コメント】
(田辺裕信騎手)
「最近はゲートに不安があると聞いていて、気持ちが入らないところがあるようでしたが、今日は初めてチークピーシーズを着けていて、調教で騎乗した横山典弘騎手からも『反応が良かった』と聞いていました。3歳時はひと脚で走るところがありましたが、4歳になって走り方が変わったのか、反応できなくなっているので、速い時計の勝負よりは違う形の方が良いのかもしれません」

【マイルCSに向けてのポイント】

意外とどういう相手でも善戦を見せるタイプで、対戦実績を見ても軽視は出来ない存在ではある。ただG1の舞台で強調できる材料も少なく、立ち回りと脚の使い処次第での浮上を狙いたいが、それでも全てが最大限に噛み合ってどこ迄…という感じ。

レッドモンレーヴ SM2

【競走馬特性面】

【SP持続力・一瞬加速型】【後半型】【加速型】【直線加速型】
【専用メモ】反応、加速良 使える脚は短めの感 
【所感メモ】直線に入ってからの加速で他馬との違いを引き出したいタイプ 流れる展開を追いかける形に? マイルは微妙に長い?
【最終更新日】2023.6.5 

【前走結果・レース展開】
富士S・2着(0.2秒差)
M(ミドル)平均型 SP持続型 45.2-46.2
【前走決め手】
後方待機の直線勝負も最後脚色鈍る・斤量?距離?末脚持続力に?
【前走関係者コメント】
(横山和生騎手)
「休み明けっぽさを残したなかで、頑張ってくれたと思います」

【マイルCSに向けてのポイント】

現状では使える脚が限定的なタイプでもあり、直線に向いてからの加速でどこ迄違いを作れるかが鍵。距離もマイルは微妙に長い感じもあるし、安田記念では0.6秒差だった事もあってこのメンバー構成に入ってどこ迄…という感じ。

【注意事項】

前走が海外競馬、地方競馬、重賞以外のレースに出走していた場合、前走決め手、前走関係者コメントの掲載はありません。また一部の重賞競走ではレース回顧をしていないケースもあり、その場合も決め手、回顧、関係者コメントは掲載しておりません。

☆競走馬特性面についての注意事項


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