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ジャパンカップ 2023 予想 ◎リバティアイランド

強力な外国馬の参戦は無く、例年通りの日本馬優勢となりそうなジャパンカップ。それでも日本馬はイクイノックスを筆頭に今年の牝馬三冠のリバティアイランド、昨年の牝馬二冠のスターズオンアース、昨年のダービーでイクイノックスを差し切ったドウデュースなどの強力な面子が揃った印象。

今回は単純にイクイノックスを撃破できる馬がいるのかどうかが最大の焦点になる。イクイノックスは前走の天皇賞秋で前半57.5秒という速い流れを好位追走しながらもそのままSP持続力の高さを生かして1.55.2のレコードタイムで勝利。この高いSP持続力を備えた馬の追撃を封じることが出来るのか、はたまた差し切れる馬がいるのかどうかがポイントになる。

今回もパンサラッサの動向が大きなカギを握るが、真面ならある程度流れる展開になる事が想定される。パンサラッサの他にスローの加速勝負に持ち込みたくない、タイトルホルダー、ディープボンドあたりもいるから、スローの後半要素の勝負になる可能性は低いと見る。こうなるとイクイノックスにとっては持ち味が最大限に生きる展開になりそうな感じはある。

今回はイクイノックスに逆らう要素は少ないと思うが、そんな中でも◎リバティアイランドを本命として勝負してみたい。

単純に対イクイノックスの視点で見ればまだ未対戦であり、僅かながらに撃破できる可能性があると見たい馬。今回の舞台である東京2400m自体はオークスで後続に6馬身差の圧勝を見せた好走例があるし、桜花賞、阪神JFの内容からも流れる展開を追走して脚が削がれる…という感じも見受けられないし、逆に流れる展開で他馬との違いを作れているのはの好材料。もちろん今回は初の古馬相手のレースになるし、その上で更に強化されているメンバー構成の中でどこまでやれるか?といのはある。それでも新鋭のこの馬の魅力に賭けてみたいという気持ちと、何と言っても3歳牝馬という事で54キロの斤量はかなり有利に働くと見てこの馬を本命にしてみたい。

相手は当然の如く○イクイノックスとなるが、やはり天皇賞秋のあのレコードタイムでの激走の反動を少なからず考慮に入れる必要はあると見る。しかも今回は人生初の中3週のローテ。しかしケチをつけれる要素はこの程度でしかなく、真面なら再びこの馬の独壇場となる可能性は高い。予想的には◎馬とは斤量差と未対戦で未知の魅力と、あくまでも予想的に面白さを追求しただけの結果である…。

3番手は天皇賞秋の前に一頓挫あったものの、能力的にはココで通用していい▲スターズオンアースを。Hペースを追いかける形になるとどうなるか分からないものの、展開対応力は高い馬だし実質Mペースの流れなら総合力の高さで浮上があってもいい馬。まあ大阪杯なんかが良い例で高い次元の後半SP持続力の展開の中でゴール前で一気に前に迫るもハナ差2着の惜敗だった。相手がイクイノックスや新鋭3歳馬相手になってどうか?という面はあるが、それでも上位に食い込めるだけの下地はあると見て3番手に推したい。

連下は絞り込んで1頭だけ選ぶとして△ドウデュースを指名。
前走の天皇賞秋は流れる展開を勝ち馬(イクイノックス)追いかけるようにして後半要素で見劣る形の競馬。直前の乗り替りもあったし、本来の後方待機策ではない形で力を出し切れなかったような印象もあった。前走で完敗だったからには今回は徹底して貯める競馬になると思うし、ダービーを勝った舞台に戻っての劇的な復活劇に多少なりの期待を込めて連下候補としておきたい。

◎リバティアイランドを本命にして相手も絞り込んでいるので、今回は3連単にも手を出してみたいと思う。

◎リバティアイランド
○イクイノックス
▲スターズオンアース
△ドウデュース

【買い目】
馬連:◎軸 ○▲△流し(3点)
3連複:◎軸 ○▲△流し(3点)
3連単F:◎→○▲→○▲△(4点)


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