フラワーC 2023 出走馬分析 (各種データ・傾向)

【注意】
この記事のタイトルは出走馬分析となっておりますが、今週は諸事情により従来の出走各馬の特性面については掲載しておりませんので予めご了承ください。


【中山・芝1800m】

スタートは正面スタンド前。スタート直後に急坂を迎え、さらに1角までの距離が短い為に内枠の先行馬が有利な傾向あり。序盤のペースはあまり速くならないが、向こう正面から下り坂になっていく影響で比較的ロングスパート戦になりやすい。根本的に後半のSP持続力が問われるのは言うまでもないが、ある程度前目の位置取りで流れに乗れて尚且つ直線で加速、もしくは持続ラップを刻める馬が有利な傾向あり。


【上位馬決め手傾向】

4角で前目の位置取り
コーナーの加速力
直線序盤~半ばの加速力
外々を回す形は差し届かない可能性も

【フラワーC レース傾向詳細】

3歳の牝馬限定戦という事もあって意外と流れは落ち着く傾向にあり。コース形態上はロングスパート戦となる事が多いが、このレースは動き出しもかなり遅くて後半の加速勝負の形になりやすいというのが例年の傾向。しかしここ数年は3角手前から動き出す展開で、直線の加速よりもコーナー区間である程度の加速を問われる形になっていて、少しずつ持続力勝負寄りの傾向へと変わりつつある印象。ただ4角~直線半ばまでの加速を問われる傾向は変わらずで、この区間の立ち回りと加速を引き出せるかどうかが勝負の分かれ目。基本的に前目で内々を立ち回れた馬が勝利して、中団から勝負所で外を回す形になった馬はどうしても差し届かないという印象は強い。

過去10年平均ラップ推移

過去10年平均ラップ推移

過去10年PCI平均値

過去10年PCI平均値

【推奨タイプ】

後半型
前後半型
要所加速型
SP持続力・一瞬加速型
SP持続力・標準型

【PCI推奨馬】

勝ち馬PCI 53.8
PCI3 54.4 誤差±1 53.4~55.4
RPCI 52.7 誤差±1 51.7~53.7

★PCI該当馬

セリオーソ
(2/17新馬戦 PCI 56.9 PCI3 55.4 RPCI 53.6)
ニシノコウフク
(菜の花賞・2着(0.2秒差) PCI 53.1 PCI3 53.4 RPCI 52.7)

☆PCI候補馬

ココクレーター
(2/5未勝利戦 PCI 53.1 PCI3 52.5 RPCI 51.7)

【注意】
今回は出走メンバーのキャリアが浅いので新馬戦、未勝利戦の戦績まで使用しました



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