詩という青い生物

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射し込む光に 青く青く 生きていた 感情の線路も渡らず 深海らしく 佇んで 常夜灯にもなれない 露の先で 茫然と あるいは呆然と 厳かな一ミリさえ 描かぬように 圧し殺し なじんだ輪郭を手離せず ただそこに咲く つんざく闇の静けさに 落ちた影だけ 微かな誇りを 感じている