弥勒下生 やはり25年程前の作品です。桂の一枚板を彫刻したレリーフ。黒い部分は人工漆のカシュー、上に純金消粉のせ。中央の梵字は弥勒菩薩の種字。弥勒菩薩がこの世に降り立ち娑婆世界に光を当て始めようと始動している。
ユニコードでシッダマートリカー文字は悉曇文字と統合されている可能性が濃厚で、吉川弘文館『世界の文字の図典』に記載されているアヴァグラーハ《ऽ》のシッダマートリカー文字の字形はユニコードの悉曇文字に存在しないことから、今後のユニコードに追加があってほしいです。