学生が被害者のアカハラ事案はメディアの食いつきもよく、社会の同情も集まるけど、教員が学生からハラスメントに遭う事案だと、成人男子学生が女性教員に性暴力をしてもなお見て見ぬふりの謎。メディアも、教員=権力=許せない!思想ムンムンのフェミ様ウケ気にしなきゃだから仕方ないか。
ハラスメント加害学生を刑法で処分できないことがあることは専門上、学内で一番私がわかっていると言っても過言ではないけど、学則はまた違うし、大学側も被害者が女子大生であれば加害男子学生を処分した可能性を認めてるわけで…それでも頑なに処分を拒み、被害教員に二次加害を続けるのはなぜ?
私が学生対応で抱えてるトラウマの一つは、「繊細さん」自認つよめの男子学生に、研究室前に貼った「アポ無し訪問お断り」の紙を剥がされて研究室のドアガチャガチャされたうえに、「あの貼り紙…なんかヤバイ奴いたんですか?ニタァ)」とされたことで、それ以来「繊細さん」自称者かなり苦手
もっと若いうちに被害に遭って理解ある彼クンの経済力に依存してフェミフリーランスやりたかった。一生懸命ひとりで頑張って大学教員になっても、男子学生からのハラスメントと大学あげてのセカンドレイプで病んだ時にアラフォーだったら路頭に迷うだけ。頑張った時間ホント無駄だった
同じ街でも権力男性から被害を受けたmetooされやすい女性なら、誠実に寄り添ってくれる専門医につながりやすく、適切な治療でアクティブなフェミ活動できるんだなと知ってしまい、医者からも、男子学生から被害を受けた女性教員であることをなじられる我が身との格差を感じてしまった。
私は2度魂の殺人を受けた。1度目は男子学生からの付きまといやセクハラという形で、2度目は「被害者が女子大生ではなく教員だから」と、成人男性から性暴力を受けた女性としての配慮や共感を拒否する大学や労組、地域フェミという形で。
女性はあらゆる危険や不快から完全防備されケアされるべきで、そこに違う考えを持つ者は徹底的にぶっ叩く(最近だと某映画の件とか)風潮って、男子学生という成人男性から暴力被害に遭っても、教員であるがゆえに、フェミ女性含む多数派からmetooやケアを拒まれた私のような女性にはすごくキツい
男子学生からの付きまといや性加害やその後の大学あげてのセカンドレイプの中でも無理して働いてきて、ついに研究自体苦しくなってしまった今の私の状態って、加害学生や本学はもとより、教員=権力=許せない思想で連帯してるフェミさんにとってもメシウマ酒ウマなんだろうな。
noteで他の人の回復記みたいの読むと、権力男性からヤられて病んじゃった人には、理解ある医者や心理士や警察が次々現れ支えてくれて、好きなだけ休職してもゆっくり復職できてて…男子学生からのストーカーやセクハラを受けて心身壊した女性教員の身にはないものたーくさん持ってて羨ましい。
地方国立で働いてると、地元の労働局の相談窓口とかも教え子に会ったり、加害学生の同級生や二次加害の中心的な教員のゼミ出身者らが対応して大学に密告されたりしそうで怖くて行けなかったりってあるんだよね。弁護士同伴でも、弁護士つけてる事自体大学に密告されそうだし。もう死にたい。
加害学生を処分や指導できないことで被害教員が苦しむのはもはや心の問題だから自費で治療しろって、そんな発想がまかり通る大学なら、法律とか福祉とか教える意味も学ぶ意味もなくないですか? 大学あげて私を退職させたいのがよくわかりました。