こういう俳句もあるのかとびっくりしたのが、これ。 をみなとはかゝるものかも春の闇 日野草城 ロマン性、エロティシズムが感じられる。俳句なのに!モダンでもある。花鳥諷詠という、従来の俳句から完全に抜け出ている。連作俳句「ミヤコホテル」中の一句。昭和9年に発表された。