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詩作の練習-35 七言絶句を書こう-4。 転句  起承転結には役割があります。話始めが起、受けが承、目先の変更が転、終わりが結です。起承と結句はお題を中心に意味的なつながりがあるので作り易いのですが、転句には色々なパターンがあり、筆者にとっては慣れるまでは作るのが難しかったです。

詩作の練習-37 七言絶句を書こう-6。 平仄と韵の配置-2  七言絶句では、各句の間にもルールがあります。極めて幾何学的に噛み合っている様に見えますね。実際その効果は詩を朗誦するとより明確に感じる事が出来ます。つまり、ルールに従うだけで美しく響く詩文を創る事が出来るのです。

詩作の練習-34 七言絶句を書こう-3。 作り方  ①韻字、開始文字の平仄選択、お題を決める  ②後ろ(結句)から前(起句)に向かって作る  ③詩語集から適切な詩語を選択してあてはめる 細かくは色々ありますが、大まかな流れは以上です。詩語集からの二字、三字、四字の選択は必須です。

詩作の練習-32 七言絶句を書こう-1 特徴  ①起承転結の四句二十八文字で構成  ②各句の基本は二+二+三文字  ③起承結句で脚韵を踏む  ④各句では平仄ルールを厳守  ⑤国字は使わない  ⑥日本語独自の熟語は使わない  ⑦英語版(Jueju)では脚韵つきクプレ2組として作る

詩作の練習-36 七言絶句を書こう-5。 平仄と韵の配置-1  七言絶句には平仄の決め事があります。基本となるのは起句先頭文字の平仄によりその後ろすべての文字の平仄が決定する、という事です。それは、平仄の合わない字を配置する事が出来ない事を意味します。