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cicada セミ 一昨日辺りから蝉が鳴き始めました。羅語で木のコオロギを意味するcicāda・cicalaからという説、擬音語という説、希語語源説等あり。画像はevening cicada、茅蜩。ヒグラシ属Tanna(由来は不明)、種小名japonensisは日本のを表す。

2週間前

loaf パンの一塊 古英語hlāfはそれ自体パンを意味したので、a loaf of breadは元々の意味ではパンのパンとなるわけだが、一山や一本のパンを指す。フランスパンはFrench bread、細長いものは棒切れを表す伊語bacchetta由来のbaguetteとも言う。

3日前

still 静止した、非発泡性の Still wineといえば非発泡性の普通のワイン。諺 Still waters run deep. 静かな川は深く流れる。おとなしくて感情表現をしない人が実は知識・知恵・感情が溢れているという意味。逆に油断がならないの意味で使われることもある。

2週間前

the crack of dawn 夜明け dawnそのものも夜明け・始まりを表し、標題の熟語も夜明けや日の出、早朝を表すのに使われる。由来は不明とされているが、crackには始まり・瞬間の意味があるので、意味は容易に想像できる。同様表現にthe break of dayがある。

12日前

shell 殻、甲羅、皮、動植物の外側を保護する部分 cicada shell 蝉の抜け殻、tortoise's shell 亀の甲羅、tortoiseshell 鼈甲、chestnut (outer) shell 栗の鬼皮、seashell 貝殻、等。古英語sciellより。 

2週間前

in a nutshell 要するに、一言で言うと 「ナッツの殻ほどの小さなスペースに言葉を纏めれば」という発想から生まれたイディオム。同様の表現は、long story short, basically, simply put, in brief 等々、たくさんある。

2週間前

water/waters 前回の諺に出てきたwaters、なんで不可算名詞が複数形?実はこの形で海・湖・川などの大量の水を指すことがあり、in deep watersは深海に。動詞waterは水を掛ける・撒くの意。Let's water the plants! 語源はwæter。

2週間前

take a break 休憩する break【名・動】古英語で壊すbrecanが語源で他動詞だけでも25種も意味を持つが、これは中断を意味する名詞の熟語。Let's take a coffee break. お茶にしましょう、の様にも使える。Take five. は5分休憩。

11日前

brew coffee コーヒーを淹れる 古英語brēowanは沸騰する、泡立てるが原義。単にmake coffeeとも言う。濃いコーヒーはstrong coffee、薄いはweak。コーヒーメーカーはそのままもしくはcoffee machine。brewには醸造するの意もある。

21時間前

roast coffee コーヒーを焙煎する 西ゲルマン語→古仏語の焼く・炙るrostirからの借用語 オーブンや直火で焼く、炙る、炒る、煎る等の意。名詞を形容詞的に使ったroast beefはお馴染みですね。深煎りはdark roast、浅煎りはlight roast。

1日前

grind coffee コーヒーを挽く coffeeは蘭語koffie←オスマントルコ語kahve由来で、その元となるアラビア語については諸説ある。古英語grindanは歯をきしらせて噛む。細挽き豆はfine ground coffee、粗挽きはcoarsely ground。

2日前

bread and butter/bread-and-butter 生計(の)、必須(の) 文字通りの意味もあるが、earn one's bread and butter や the island's bread and butter industry島の基幹産業 の様にも使う。

5日前

fresh できた/手に入れたばかりの、人工的に保存されていない、新鮮な 古仏語で塩漬けにされていないを意味するfreisから。fresh butter無塩バター、freshwater真水 fresh from the oven焼きたて、freshly roasted 煎りたて

6日前

Epsom salt エプソム塩・硫酸マグネシウム・magnesium sulphate 英Surrey州Epsomの鉱泉がこの物質を含んでいることから名付けられた。白い結晶が塩に似ているからとあるが、実際化学用語としては塩である。EpsomにはDerbyで有名な競馬場もある。

6日前

with a grain/pinch of salt 話半分に、眉に唾をつけて よく聞く熟語だがgrainは塩や砂などの粒、pinchはひとつまみを指す言葉。Take it with a grain of salt. 話半分に聞いとけ、の意。ローマ帝国の作家が由来と目されている。

7日前

salt 【名】塩、【形】塩気のある、塩を含む、辛辣な【動】塩で味をつける、塩漬けにする、塩蔵する 印欧祖語語根sal-から古英語sealtへ、salaryやsaladの語源でもある。海水・塩水はsaltwater、真水・淡水はfreshwater。熱中症対策には糖と塩分補給を!

8日前

thunder/thunderbolt/lightning 雷鳴・雷が鳴る/雷電【文語】/稲妻 雷が鳴ると梅雨が明けると言われるが、雷が音と光両方を指すのに対し、英語では音と光を区別する。It thundered.は雷が鳴った、A lightning struck.は雷が落ちた。

10日前

rainbow 虹 古英語regnbogaから。 雨regnで作られたboga弓の意。曲げられた物を表すbogaが語源のbowだが、el腕+bow弓、elbow肘にも使われており、bow tie蝶ネクタイの様に蝶結びも表す。お辞儀をするのbowの発音は【bau】なので要注意。

9日前

nutcracker くるみ割り器 古英語で小さな固いものhnutu、割れる音を出すcracianが語源、-erは動詞につけて人や道具等を表す。A hard/tough nut (to crack)と言えば厄介な問題・相手を意味する。チャイコフスキーの有名な曲の名でもありますね。

2週間前

fizz【動】シュシュと音を立てて泡立つ、【名】発泡(の音)、炭酸飲料 オノマトペすなわち音を真似て作られた擬音語 同じ音を聞いているのに私たちにはシュと聞こえ、英語ではfで始まる音に聞こえるのは面白いですね。カタカナでもお馴染みのカクテル、ジンフィズのfizzですね。

2週間前