80年代の二宮金次郎

書いてみる

人気の記事一覧

一人で家に帰る時はいつも本を読みながら歩いていた小学生の頃。陽が照り、紙の白さが緑色に見えてもおかまいなしで。本を読みながらぽつりぽつり歩くから家に帰り着くのは遅くなる。夕日が綺麗に見える丘に差し掛かると、赤い太陽を目に焼き付けるように眺めていた。時折思い出す夕暮れの原風景。