夫が夫で良かったと思う時。 「ピャッ」だの「ヴ」だの「ギャ」だのの鳴き声だけで話しかけてくる妻に対して、猫が擦り寄ったときと同じ対応をしてくれる時。 私がそう思っているように、猫もたぶん『そうじゃないねん』と思っているが、猫がそうなように、私も『まぁ悪くない』と感じている。