昔駄菓子屋があって店というより階段だった。人がやっと通れるくらいの入り口の先は急な階段で二階は暗かった。階段の最上部には姿見が置いてあって子どもが来たのを駄菓子屋のおばあちゃんは二階から監視できた。駄菓子は一階の狭いスペースに並べられている。二階の鏡に映るおばあちゃんの顔が怖い。