セックスレス２：夫婦間では妊娠・出産を機に、はよく言われる。女性側は出産後の体調不良、育児疲れ、授乳中は性欲が抑制されているため、その気になれないことも原因。夫の世話と非協力も疲れを助長し、そのくせ夜は求められるため、「殺意を抱く」と発言する妻も。

セックスレス：夫婦間では原因がいろいろ考えられる。妊娠・出産を機に、はよく言われる。男性側は出産立合いや妻の体質・体型変化という面、慣れない家事に疲れる、イライラしている妻への対応に困るなどが挙げられる。育児の主役である妻に気遣う面もあるが、構ってもらえない部分も。

セックスレス３：夫婦でない場合は深刻な問題となる。レスになった原因と解決策がないだけに、「交際を続けるか？」にまで問題が及び、浮気や無関心に繋がることも多く、関係修復は不可能に近い。どちらが悪いということがないだけに別離と言う結果は心の傷として残る。

宿泊客数：ホテルを利用する場合、日本では人数が一つの基準であり、二人で利用するなら、二名で登録しないといけない。一人で泊まることにしておいて、二人でラブホテル代わりに使うことは基本的にはダメ。一人部屋に二人泊まることも基本的にはダメ。欧米の部屋単位で泊まる使い方とは少し違う。

普段着：人前に出られる格好、出られない恰好がある。完全にプライベートな場合、スエット、ジャンパー、ジーンズを着ることもある。喜美香のようなホステスになるとさすがに人前でそういう恰好はしない。武田は客であって、客ではないため、喜美香は甘えて普段着で登場した。

ダブルスプーン：体をスプーンに喩え、寝る時の体勢を表したもの。横向きに重なって寝る場合は二つのスプーンを重ねたように見えるので、ダブルスプーンと言う。後ろから抱き締める体勢となるが、片腕を伸ばして、腕枕し、もう片方は前に回して、腰に添えるとか、胸を包むとかができる。

了解です：下の者からなら間違った発言。承知致しました、承りました、が正しい。「了解する」とは「理解して認めること｣であり、報告を受ける者＝立場が上の者がすること。日本人が気にする「上から目線」的な言葉ではあるが…。

創業一族：ホステス・喜美香の曽祖父・小林為三郎は関西急行鉄道を創業した実業家。喜美香の母・志宝子は直系の曽孫で莫大な資産の一部を受け継いでいる。父・正義は才能ある弁護士だが、妻の志宝子の関西財界における発言力も大きな影響力を発揮する根源となっているのは確か。

宿泊者登録：元アナウンサー・播本優香の後にホステス・喜美香が登場することに。武田はアメニティを補充して、部屋の状態を整えた。宿泊客登録に播本の名前が書いてあるのが気になったが、幸い変更も追加もせず、無事に合流できた。

経済やくざ：伝統的な稼ぎ方をやめざるを得なくなった暴力団は経済的資源の集中管理を進め、中には投資活動などに才能のある若者などを従事させるのもいた。成功している個人投資家や有能なトレーダーに手を伸ばし、武田も何度か狙われたが、その度、組織が危うい芽を摘んできた。

ホテル・アメニティ：ホテルによってはフロントの横にアメニティを揃えていて、必要なものを持って行くスタイルのところが増えている。環境への配慮とコストダウンの両面からの対応。しかし、伝統的なホテルではフロントに電話を架けると必要なものを持ってきてくれる。

山菱会：架空の指定暴力団で関西の港湾組合が源。暴力団とは、暴力あるいは暴力的脅迫によって自己の私的な目的を達しようとする反社会的集団のこと。都道府県公安委員会が暴力団対策法第３条に定める３つの要件の全てに該当する暴力団と指定した場合が「指定暴力団」。

ホワイトデー：バレンタインに対するお返しを渡す、日本だけの習慣なのはご存知の通り。義理チョコにも３倍返しのルールがあって、職場の若い男性が男性陣の分を取りまとめてお返しを配っている場面も。欧米ではバレンタインに好きな人に贈り物をするからお返しは発生しない。

避妊具：なぜいまだにゴムというのか武田には謎だった。ゴム製品ではなくなって久しい。ホステスの喜美香に聞いたら、女性がコンドームというのは生々しすぎて憚られるからゴムと呼ぶ。エッチとセックスくらい違うらしい。そういえばアレと呼ぶ"奥ゆかしいOL"が最近は皆無とも武田は感じていた。