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【百年ニュース】1921(大正10)3月12日(土) 東京日日新聞で昨年5月に破綻した横浜の茂木商店(野沢屋)社長,茂木惣兵衛(3代目)につき報道。若い茂木社長の「話を持ち掛けられると断れない性格」が破綻を招いたとの分析。ハーモニカ,薄荷,蝋など本業の生糸以外の不良在庫が発覚。

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【百年ニュース】1920(大正9)7月5日(月)東大教授で投資家の本多静六(53)が、窮乏する茂木合名,七十四銀行(5月に破綻)の3代目茂木惣兵衛(27)に千円の寄付。茂木は実業界を離れ渡英、ロンドン大学(LSE)で10年間社会科学を学び帰国。再起が期待されたが43歳の若さで病死。

【百年ニュース】1920(大正9)5月24日(月)横浜最大手の生糸輸出商茂木合名会社(野沢屋)が破綻。同じく茂木惣兵衛(3代目)が経営する七十四銀行、上州銀行も連鎖倒産。横浜の左右田銀行にも取付が発生し臨時休業に。横浜生糸取引所は2日間の休業となる。戦後不況の危機状況が露わに。