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天正13年(1586)11月30日は前日の天正大地震本震後の大きな余震があった日。家康の家臣・松平家忠は三河で天正大地震を経験しており翌日の余震についても「家忠日記」には丑刻(午前2時頃)に「大なへゆる」つまり大きな地震で揺れたと記されている。この後も1か月ほど余震が続いた。