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【百年ニュース】1920(大正9)6月13日(日)中国湖南省の南北両軍衝突の混乱が続く。岳州に逃げてきた北軍(張敬堯)が市内で略奪を働き、米国人宣教師William A. Reimertを殺害。恐慌をきたす現地の外国人婦人ら13名を日本軍艦「嵯峨」が乗船させ漢口に避難させた。

【百年ニュース】1920(大正9)6月11日(金)湖南省湘潭で日清汽船武陵丸および代理店倉庫が略奪され、同社社員の大津来徳(28)が銃殺される(湖南事件)。当時南軍(譚延闓)は長沙に向け進軍、北軍段祺瑞派の湖南督軍張敬堯は湖北省に遁走し無政府状態となっていた。大津来徳は張敬堯と誤認され殺害。

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【百年ニュース】1921(大正10)2月24日(木) 昨年の安直戦争で敗れた湖南省督軍の張敬堯が東京に現れる。変名で来日し鍛冶橋外(八重洲)に滞在。築地精養軒で国民党党首犬養毅や中日実業副総裁倉知鉄吉らと昼食。中日実業の支援により天津で綿花栽培の事業を始めると報じられる。