広瀬公巳

インドの“世界最悪”コロナ感染爆発はこうして起きた

インドの“世界最悪”コロナ感染爆発はこうして起きた

治療されず、火葬も追いつかない“この世の地獄”。/文・広瀬公巳(NHK元ニューデリー支局長) <summary> ▶インドがウイルスの猛威を許した第一の原因は、医療体制の不備 ▶とりわけ極限の「3密状態」が生まれたのが、クンブメーラという名のヒンドゥー教の沐浴の祭典 ▶人道援助として、感染症対策として、さらには外交戦略として、いずれの意味においても、いま窮地に立っているインドへの支援を惜しむべきではない インドはいまどんな状況にあるのか 現在インドでは、新型コロナウイルス

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カレーとヨガだけではない国――広瀬公巳

カレーとヨガだけではない国――広瀬公巳

文・広瀬公巳(ジャーナリスト)  インドといえばカレーとヨガ。まだそんな風に思っている人はいないだろうか。理科系に強くて、コンピュータが得意。それも間違いではない。ただそれだけというなら、もう時代遅れのインド観ということになるだろう。インドは日本の命運を左右する「超」がつく重要国になっているからだ。  私がNHKのニューデリー支局長としてインドに赴任したのは、今から20年ほど前のこと。当時、成田からは首都デリーへの週1本の直行便ができたばかりだった。駐在プレスの日本人記者

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