"好物も食べ尽くしたる夜長かな" 殆ど放置だった家の畑にも 大量に実ったミニトマト 朝のスープに残そうと思いつつ 煮込んだらペロリと平らげてしまった 寒くてブルーな日々 あったかい夜長にしたい 第49候【寒露・初候】晩秋 鴻雁来（こうがんきたる 10/8 〜 10/12

"ツバメ去る別海町の三日月へ" 斜里〜知床〜羅臼〜根室へ彼岸入り 別海町の海辺から見上げた空 夕焼けに昇る三日月 沢山の燕が飛び交っていた まさに今の侯を実感できた 岬の反対側からの景色や 国後島や登山した山並みも見えた やりたい事やれる力を 受入れ.信じ.働いていきたい

"朝露の第一火口テント泊" 月昇る前の星空みえた 3日とも天気に恵まれ 疲れと共に想像を超えた絶景があった ワイルドなキャンプ 1日2リットルの水が必要だった 下山して車まで海岸線の景色忘れられない 第43候【白露・初候】仲秋 草露白（くさのつゆしろし 9/7 〜 9/11

"月影や草原ひびく道ひとつ" 雨が続いたりして ぐっと気温も下がり 寒さに落ち込んじゃう 夏を過ぎ変わりゆく風景に 秋の声が澄み渡る 名月や満月は観れなかったけれど 夜更けの月の見事があった 第48候【秋分・末候】仲秋 水始涸（みずはじめてかる 10/3 〜 10/7

"家路急くドライブ秋の一つ星" 今年は火星が地球に大接近 今まで明るかった麦星が沈む あっという間に暮れてしまい 陽が段々と遠ざかって淋しい けれど見事な 夕焼け朝焼け空に月 秋は切ない 第47候【秋分・次候】中秋 蟄虫坏戸（むしかくれてとをふさぐ 9/28 〜 10/2

"秋分の雨に地球の無極あり" 揺らぎ調和しながら進化する 宇宙の循環運動 あの先へ行ってみたくて どこまで行ってもどこでもない地平 何者でも無い自分は 深く果てしない感動に満ちた 第46候【秋分・初候】仲秋 9/22 〜 9/27 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ

"ベガ沈みリゲル昇るや星月夜" 秋の南中にはペガサス座 夏の大三角は西に冬の大三角は東に 秋の山で３句 "10時間ビール連呼の秋登山" "知床縦走はハイマツ連打秋の朝" "飲み干した水2リットル風は秋" 第45候【白露・末候】中秋 9/17 〜 9/21 玄鳥去(つばめさる

"エゾリスに呼ばれチミケップ湖の霧" 早朝のドライブ 美幌峠〜津別峠〜チミケップ 雲海は見れなかったけど朝陽が見れた "鹿の住むサロマ湖畔のサンゴ草" 今場コスモスも見頃 #ローカル七十二侯マラソン 第44候【白露・次候】仲秋 9/12 〜 9/16 鶺鴒鳴（せきれいなく